新型エルゴノミックキーボードの効果を解説
結局エルゴノミクスって何がスゴイの? 理学療法士に聞いた「ERGO K860」が美姿勢に導くメカニズム
2021年08月02日 11時00分更新
ワークショップ参加者の
インスタグラマー4人に感想を聞いてみた
今回のワークショップでは、Yui Beautyさん、YUUKIさん、Yukie Hasegawaさん、Ayaneさんも参加しており、それぞれお話を伺うことができた。
また、それぞれのインスタグラムでは、ERGO K860を使用してみた感想も投稿されている。筆者はあくまで男性の視点だが、女性視点での使い心地や写真などが気になる人はぜひチェックしてみてほしい。
●Yui Beautyさん
「自分は普段、トレーニングを教える側なんですが、ERGO K860みたいに何気なく正しい姿勢をキープできるような製品には感動しました。今『家トレ』とかが流行っていて、それで一瞬は改善されるのかもしれませんが、結局はどれだけきれいな姿勢で日常を送れているかによって身体が作られていると思うので、こういった製品をもっと広めていければなと思います。」
●YUUKIさん
「家で作業している時には姿勢に気を使っていないので、結構身体によくない状態で作業していることも多いのですが、ERGO K860があることによって今日学んだことを思い出して、ちゃんとした姿勢にしなきゃという心構えができそうです。あと、私はブラインドタッチができないのですが、キーが左右分割されているERGO K860の場合はそのトレーニングにもなりそうだなと感じているので、しばらく使って正しい姿勢でタイピングできるようになりたいと思っています。」
●Yukie Hasegawaさん
「普段自分がトレーナーをしている中で、お客様が抱えている身体の悩みにデスクワークに関わるものが多いのは感じていたので、今回先生に解説して頂いたお話にすごく共感できてすんなり入ってきました。今の時代はPCを長時間使っている人も多いと思いますが、そういう本当に必要な人にERGO K860のような良い製品が届いていない印象があるので、もっと広めていきたいと素直に思いました。」
●Ayaneさん
「フォトグラファーをしている中で重い機材を持ち運ぶ機会が多く、また家でも編集作業などでデスクワークをする時間が長いので、慢性的な肩こりや腰痛に悩まされていました。いい加減どうにかしなきゃと思っていたところに今回のお話があり、ERGO K860を使ってどう変わるか楽しみに感じています。身体のこともいろいろ学ぶことができたので、これを機に改善していきたいです。」
最後に、自分の身体をチェックしてみよう
デスクワークにおいてはどうしても考えざるを得ない姿勢の問題。健康な生活を送るためにも、なるべく正しい姿勢を維持したいところだ。
今回のワークショップでは最良の姿勢を学ぶことができたが、知らず知らずのうちにこの最良の姿勢を常に取り続けていた、なんて人はかなり少ないだろう。多くの人はどこかしら崩れた姿勢で日々過ごしていると思うが、では実際に身体に影響を及ぼしているのだろうか?
そこで、最後にそれを試すためのテストを紹介しよう。まずは背骨と肩甲骨の柔軟性を調べるためのテスト。手のひらを自分に向け、両肘から小指の先までをピッタリつけたまま、どこまで上に上げられるか試してみよう。
これで肘が目線の高さくらいまで上げられる人は問題ないが、上がらない人は肩周辺と背中の筋肉が硬くなってしまっていると考えられる。
続いて、両手を胸の前に組み、足も組んだ状態で、片足でイスから立ち上がる/座る動作ができるか試してみよう。これは下肢の筋力を試すテストだ。
バランスを崩さず立って再び座れた人は問題ないが、片方の足は大丈夫でも、もう片方はバランスが崩れる場合もある。現に筆者は、左足では立ち上がれたが、右足では立ち上がれなかった。これは筋肉のバランスが崩れてしまっている証拠だ。
こうしたテストを試してみて、うまくいかなかった場合は、身体に悪影響がでているサインかもしれない。今からでも遅くはないので、ぜひ理想の姿勢に近づけられるよう、環境を見直してみてはいかがだろうか。
(提供:ロジクール)