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「軌跡」シリーズ大好きライターから見た『那由多の軌跡』とは

本当に「外伝」なのか……?PS4版『那由多の軌跡:改』初プレイのレビューをお届け!

2021年07月14日 14時20分更新

文● Zenon/ASCII

見ている方がじれったくなる主人公と幼なじみの恋

 主人公のナユタには、かわいい幼なじみの少女・ライラがいる。物語が始まった時点で彼女の好感度はすでにMAXであり、都会の学院から夏休みで帰ってきたナユタに、なんて声をかけようか家の前でウロウロしてしまうほど純情な子。

 しかしナユタは「軌跡」シリーズ主人公の伝統というべきか「鈍感属性」持ちで、彼女の好意になかなか気付かない。周りが冷やかしても「あはは、そんなんじゃないって」と軽くスルー。そんなナユタとライラの恋模様を見守るのも、本作の楽しみの1つだ。

結局ナユタから以前通りに声をかけられ、シミュレーション通りにいかないことにヤキモキしつつ、でも久しぶりのナユタが目の前にいて嬉しい! みたいな恋する乙女を見守ることができる。……あまずっぺぇ!!

ある日突然ナユタが連れてきた美少女クレハの出現に一人焦るライラ。
でも世間知らずで危なっかしい彼女を放っておけず、つい世話を焼いてしまう。ええ子や……

本作の名場面の1つ。絶体絶命のピンチに現れて助けてくれたナユタに
思いのたけをぶつけるライラ。うーん、これは惚れる、惚れ直すしかない
(詳しくはプレイしてね!)

顔を真っ赤にしながら一世一代の告白をしようとするライラ、だがそのとき……!?
(詳しくはプレイしてね!)

島民には全員話しかけ、「みっしぃ」は見つけ、星もすべて集める。やり込みも大ボリューム!

博物館の研究員姉妹。派手な服好きの姉と地味な妹という構図だが、
ちょっとした変化で妹さんも化けると見た!(謎目線)

 もちろん、ナユタとライラだけでなく、そのほかの登場人物たちともさまざまな人間ドラマが描かれる。

 また、イベントが切り替わると住人全員の会話が更新されるようになっており、何かあったあとは思わず島民全員に話しかけたくなる。こういったところは「軌跡」をプレイしているなと実感する瞬間だった。

意味深な台詞を繰り返す占星術師のお姉さん「アクウェラ」。
彼女の言動は『閃の軌跡』に登場するオカルト女子・ベリルをほうふつとさせるが、
一応作中で彼女の素性は判明しているので関係ない……はずだ。
(もしも関係あったらいろいろ考察がはかどる)

シリーズでおなじみの「みっしぃ」を発見!
各章ごとに異なる場所に隠れているので探すのも楽しい。
全タイミングで発見するとちょっとしたご褒美も

 また、各ステージごとに条件を満たすと「星」が手に入り、集めることでナユタの師匠から技を伝授してもらうことができる。やらなくてもクリアはできるが、ついついやりたくなる要素だ。

各ステージにあるクリスタルを3つ破壊、宝箱を回収、ステージごとに設定された条件をクリア。
この3種類のミッションを全ステージで達成していくのも本作のだいご味だ

 さらに、「便利屋」をしているナユタのポストには、定期的に島民から問題を解決するよう依頼が届く。その章が過ぎてしまうと失敗扱いとなるので、原則は「来たら速攻着手」。このあたりも「軌跡」シリーズらしいポイントかもしれない。

とあるクエストの依頼画面~実際に達成するまでの流れ。
クリアすることで、さまざまな報酬を得ることができる

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