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「大人の科学」の付録を作り続けた人と、「しっぽのロボット」を開発した企業のCEOに聞く アイデアを形にする秘訣

2021年07月26日 10時00分更新

文● 中田ボンベ@dcp 編集●ASCII

提供: 大塚製薬

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■アイデアを形にするために必要なこと
「集中できる時間を確保」「考え続けること」

——自分が欲しいものを作る、それがよいものであると伝える……シンプルに聞こえますが、若い頃から電子回路の上でアイデアを形にしてきたお二人らしい結論ですよね。しかし、我々がいざ実践するとなると、「どうしたらいいのだろう」と悩むかもしれません。欲しいものを作り、人に伝えるアイデアを生み出す、また、そのアイデアを形にするために大事なことは何でしょうか。

小美濃 私の場合は、「これは誰も考えていないだろう」というスタート地点から何かを生み出してきました。誰も見向きもしないようなことに価値が埋もれている可能性があります。例えば、考えついた時点では世の中のニーズにマッチしなくても、後から必要とされるケースもあります。いろんなネタ、考えを蓄えておき、ニーズに応じて出すというのもいいかもしれません。あらかじめカードを用意しておき、時代時代に応じて出せばいいのです。

小美濃先生が実演した「水素と酸素を化合させて飛ばすロケット」。最近作ったわけではないが、水ができる際の爆発を伴う反応などを説明する際に、今でも持ち出して利用するのだという。「考えを蓄えておき、ニーズに応じて出す」という小美濃先生の持論を体現するようなアイテムだ

青木 ユカイ工学ではしっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」を作り、2017年に発売しましたが、実は、昔から「しっぽのついたロボットがあると面白いよね」と考え、形にはしていました。

小美濃 そうですよね。かなり昔にしっぽだけのロボットを見せてもらったことがあります。

青木CEOが抱いているのが、ユカイ工学のプロダクト「Qoobo」。撫で方によってしっぽを振って応えてくれるロボットクッション。ひとまわり小さいサイズの「Petit Qoobo(プチ・クーボ)」は2020年度グッドデザイン賞を受賞

青木 後から「クッションにしっぽを付けたら、テレビや映画を見ながら楽しめるのでは」という考えが社内から上がり、それがQooboを生み出すことにつながりました。小美濃先生のおっしゃるとおり、必要に応じて自分の中に蓄えておいたアイデアを掘り出すというのは、アイデアを形にするひとつの手段ではないでしょうか。

——今すぐアイデアが出せずとも、日頃からいろいろ考えて、蓄えておけば、状況に応じて出していけるということですね。では、それを実現するために、これからのビジネスパーソンには何が求められるとお考えですか。

青木 アイデアを生み出し、何かを形にするためには、まとまった時間、集中力が必要です。しかし、今の時代はスマホをはじめ情報を得るものが多く、意外と集中する時間が取れません。高いパフォーマンスを発揮するためにも、可能な限り集中できる時間を確保することが必要なのではないでしょうか。

小美濃 引き出しの中にいろんなアイデアを詰め込んでいても、結局はそのアイデアがどのように使えるかを自分で考えないといけません。私もアイデアを育てるのは苦手なのですが、やはり「考えることをやめない」ことですね。基本かもしれませんが、何かを生み出したい、アイデアを形にしたい人は、改めてこの気持ちを大事にしてほしいです。

■長く思考し続けるビジネスパーソンにぴったり

 集中できる時間を確保する、考え続けること……。大きな時代の転換期の中、電子回路やプログラムに携わり、アイデアを形にしてきたお二人の言葉にもあるように、これからのビジネスパーソンには、長く思考し続けることが求められます。そんな人たちに手にしてほしいのが、5大栄養素を1本でバランスよく摂取できる「カロリーメイト リキッド」です。

 カロリーメイト リキッドの前身である「カロリーメイト缶」がデビューしたのは1983年。必要な栄養が補給できる医療用の経⼝流動⾷「ハイネックスR」を、食生活が乱れがちな現代人の健康をサポートするために応用し開発されたものです。

 商品化にあたり、常温保存できる安定性や、栄養と味のバランスなどを研究し続け、開発に6年を要したといいます。5大栄養素を手軽にバランスよく摂れるようにすることで、健康に寄与したい……と考え続けることから生まれたような製品。

 そのカロリーメイト缶が、2019年、現代⼈の⾷⽣活によりマッチする栄養成分と味に⽣まれ変わり「カロリーメイト リキッド」としてリニューアル。現代人の「考え続けること」をサポートします。

 1缶200kcalの中に5大栄養素をバランスよく含み、11種のビタミン※1、5種のミネラル※2も含有。1日に必要な量のおよそ半分のビタミン※3が摂取できます。また、タンパク質も10g配合し、すばやい栄養補給を可能にしました。

※1:ビタミンA、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE
※2:カルシウム、鉄、マグネシウム、リン、ナトリウム
※3:「栄養素等表示基準値(2015)」より

 華やかなフルーツの香りとすっきりとした甘さのフルーツミックス味、爽やかなヨーグルトテイストでさらっとした飲み心地のヨーグルト味、まろやかなミルクの風味とコーヒーの優しい味わいのカフェオレ味という3種のラインナップ。どんなシーンでも飲みやすい、すっきりした飲み心地が特長です。

——アイデアを形にするために長く思考し続けるには、やはり体力も必要です。お二人が普段の生活で健康や食事について気を付けていることは何でしょうか?

小美濃 しっかりと食事を摂る、時間のリズムを大切にする/変えない、といったことは心がけています。ひとつの製品を世に出すまで早くても半年〜1年はかかりますから、節目節目で疲れてしまわないよう、普段から注意はしています。

青木 基本的に「自分で作ったもの」を食べるようにしています。休みの日に作り置きして、できるだけ野菜をしっかりと食べるように。小美濃先生もおっしゃいましたが、体調を崩すと動けなくなりますし、それでプロジェクトも止まってしまいます。

小美濃 青木さんは多くの社員を抱えているから、なおさらそうした意識が強いのでは? 倒れちゃったら大変だからね。

青木 そうですね。倒れるわけにはいきません(笑)。

——カロリーメイトリキッドは、5大栄養素を手軽に摂れる栄養補助食品です。忙しいビジネスパーソンのサポートにも重宝しますが、お二人はどんなシーンで活用したいですか。

※カロリーメイト リキッドを試飲いただいている間、感染症対策としてパーテーションを設置した

青木 私の場合は、夜に冷たくして飲みたいですね。デザート感覚で楽しめますし、甘すぎないので飲みやすいです。何か作業をしている途中に飲んでもおなかいっぱいにならないので、眠くならないと思いますし、気分をリフレッシュさせてくれそうです。

小美濃 僕も何か食べるとすぐに眠くなってしまいます。かといって何も食べないと最後まで気力が持たないので、それが悩み。眠くならずにもうひと頑張りという場合に、このカロリーメイト リキッドはいいのではと思いました。

2019年にリニューアルされたカロリーメイト リキッドを飲むのは初めてという小美濃先生。「思考の持続時間を伸ばしたいなら、これはいいと思いますよ」

青木 思考し続けるには糖分だけでなくいろんな栄養素が必要ですから、カロリーメイト リキッドはちょうどいいですね。

——味はいかがでしょう。

青木 カフェオレ味がすごく好きですね。ブロックタイプが好きという人も楽しめるおいしさだと思います。

小美濃先生と同じく、「小腹を満たしながら眠くならない」ところが青木CEOのカロリーメイト リキッドを気に入ったポイントだとか

小美濃 カフェオレ味がおいしいね。味もいいし、小腹を満たせるし、栄養補給にもなる。アイデアを形にするための長い戦いの中で、ちょうどいい「調整」ができるドリンクですね。

——最後に、このカロリーメイト リキッドを飲んで頑張り続けるような、「これからのビジネスパーソン」に期待することをお願いいたします。

小美濃 アイデアマンの数は昔と比べると減ったように思いますが、新しい才能も数多く育っているとも感じています。ワークショップを開催すると、自分なりの切り口で興味深いアイデアを出し、実現しようと頑張っている人も多く目にします。今はPCという便利で使いやすいツールがあるので、大いに活用して、自分のアイデアを形にしていってもらいたいですね。

青木 小さい頃からPCにも慣れ親しみ、経験豊富な若い世代が次々に育っています。こうした世代がどんなものを生み出すのか、非常に楽しみです。一方で、今の30〜40代の世代は、時代の移り変わりの中で一番大変な経験をしてきていると思いますが、最近では大手メーカーでも30代で新規事業を起こし、新しい製品を生み出すという事例も徐々に増えてきています。新しい世代はもちろん、私と同じ世代の活躍も期待します。

——ありがとうございました。

 これからの時代を担う新しい世代。若い世代に負けない活躍が期待される30〜40代のビジネスパーソン。日々進歩するテクノロジーに囲まれる中で、考え続けること、集中することが求められるシーンはますます増えていきそうです。カロリーメイト リキッドは、そんなアイデアを形にする人たちの最適なパートナーとなることでしょう。

提供:大塚製薬

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