競技タイトルでフレームレートをチェック、長期間使える質実剛健な1台
JeSU公認で大会にも採用! 競技タイトルが高リフレッシュレートで遊べる第11世代CoreとRTX 3060搭載ゲーミングPC「G-Tune EN-ZJ」をチェック
基本性能は高め
ゲーム以外のクリエイティブ用途にもバッチリ使える
では、G-Tune EN-ZJの性能をみていこう。まずは、基本性能からチェックしていく。G-Tune EN-ZJの主なスペックは、Core i7-11700K、GeForce RTX 3060、32GBメモリー、1TB SSD(M.2接続/NVMe対応)という構成だ。メモリーの容量も多いので、ゲームはもちろんクリエイティブ用途への活用にも期待が持てる。
まずは、マシンの全体的な性能がチェックできるPCMark 10を計測したところ、総合スコアは7519となった。詳細をみていくと、アプリケーション起動やウェブブラウザーの快適さを示す「Essentials」が10930、WordやExcelといったビジネス系アプリケーションの動作速度を示す「Productivity」が9818、画像・動画の編集や3Dグラフィックス処理を示す「Digital Content Creation」が10751だった。
G-Tune EN-ZJはゲーミング向けのハイスペックマシンなので当たり前なのだが、全体的なスコアはかなり高く、ゲーム以外の仕事などでも活躍してくれる。とくにDigital Content Creationのスコアが1万を超えているので、先述したとおり写真・動画編集といったクリエイティブな作業にも向いている。
CPU性能がチェックできる「CINEBENCH R23」では、マルチコアが13147pts、シングルコアで1566pts、という結果だった。シングルコアのスコアがかなり高く、ゲームに置いてもその性能が存分に発揮されそうだ。加えて、マルチコアのスコアも高いので、ゲームしながら実況配信というような用途でも存分に活躍してくれるだろう。
グラフィックス性能がチェックできる「3DMark」では、「Time Spy」が8815、「Time Spy Extreme」が4176、Port Royalが4960という結果になった。最新タイトルを高解像度かつレイトレーシングをオンにしてなど、かなり高負荷なゲームプレイだと少し設定を下げる必要があるかもしれないが、フルHDでゲームプレイするぶんには快適に遊ぶことができるだろう。
そこで、ゲーム系のベンチマークとして「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマーク」も計測。高品質、フルスクリーンという設定で、1920×1080ドット、2560×1440ドット、3840×2160ドットに変更しつつ計測した。
やはり、フルHDやWQHDでの結果は高いのだが、4Kになると評価が普通となっている。設定をカスタムにしてDLSSをオンにすると、評価はやや快適にまで上がったので、4Kでも設定を下げれば快適に遊べるタイトルもあるだろう。