HPは、オンラインで開催されたHPデジタル印刷機のユーザーイベント「Dscoop Edge Fusion 2021」にてビジネスの成長とデジタルトランスフォーメーションを後押しする、HP Indigoデジタル印刷機の新たなイノベーションを発表した。
HP Indigoの商業印刷ビジネスでは、B2対応の「HP Indigo 100Kデジタル印刷機」が、オフセット印刷からデジタル印刷への移行を加速させているとうたう。そこで商業印刷のデジタル化をさらに加速するため、同社は新たに拡張機能を発表した。発表内容の一部は以下の通り。
・HP Indigoシリーズ4の印刷機(「HP Indigo 12000 デジタル印刷機」および「HP Indigo 15K デジタル印刷機」)に新機能「Automatic Alert Agent 2.0」を搭載:Automatic Alert Agent 2.0は、印刷されたすべての用紙をスキャンしてデジタル見本データと比較し、自動的に印刷不良の用紙を回収し、また生産を中断することなく再印刷できる。
・新機能「Fine Line RIP」を搭載しHD印刷機能を強化:ソリッドの極小フォントや細い線などの印刷時における再現性が向上。
・Automatic Pallet Replacement(APR)などの新機能を「HP Indigo 100K デジタル印刷機」に搭載:パレット交換を自動化することにより、用紙排出でも印刷を止めることなく連続印刷が可能になる。
また同社は、急成長を遂げているラベル・パッケージ向けHP Indigoデジタル印刷機の一助となるべく「HP Indigo 20000/30000/6000」シリーズのユーザー向けにバリューパックを提供する。
そのほか、150ミクロンからの薄紙への印刷と1600dpiの高精細印刷を実現したフラグシップ印刷機「HP Indigo 35Kデジタル印刷機」の販売開始、「HP Indigo 25K デジタル印刷機」および「HP Indigo 35K デジタル印刷機」を対象としたカラーオートメーション技術「Spot Master」、セキュリティーとブランド保護の新しいソリューション「HP Indigo Secure」などを発表した。
詳細はHPプレスリリースから確認できる。