UQ mobile(KDDI)は、すでに予告していた5Gサービスを今夏に開始すると発表。それに合わせて、「iPhone 12」「iPhone 12 mini」「AQUOS sense5G」「OPPO A54 5G」の4モデルの5G対応スマートフォンを発売する。また、電気サービスの加入で料金が割り引かれる「でんきセット割」の提供も開始する。
まず今夏スタートする5Gサービス向けの料金プランは「くりこしプランS/M/L 5G」として、これまでの「くりこしプランS/M/L」と基本的には同じ。「くりこしプランS 5G」は3GB(超過時は最大300kbps)で月1628円、「くりこしプランM 5G」は15GB(同最大1Mbps)で月2728円、「くりこしプランL 5G」は15GB(同最大1Mbps)で月2828円。消費しきれなかった通信量は翌月に繰り越しされる機能のほか、ユーザーの操作で通信量が消費されない速度制限状態に切り替えられる「節約モード」、オプションの通話定額などがそのまま用意される。
4モデルの5G対応端末は、5Gサービス開始に先行して6月10日に発売される。いずれもauブランドでもリリースされているモデルで、AQUOS sense5Gは防水・FeliCaにも対応したシャープ製端末で、OPPO A54 5Gは大画面・大容量バッテリーと実用性重視のエントリーモデル。
またサポート面も強化する。特にリアル店舗については、これまでもauショップでの取り扱いを徐々に拡大してきたが、7月上旬にauショップ全店舗に対応する。これにより、全国2300店舗以上で契約手続きや加入の相談、サポートを受けられるようになる。
6月10日に開始する「でんきセット割」は、UQの電気サービス「UQでんき」のほか、auブランドの「auでんき」でも割引に対応。加入者本人か家族がどちらかに申し込みをすると、翌月からUQ mobileの料金が割り引かれる。割引額は「くりこしプランS/M」が月638円で、「くりこしプランL」が月780円。「くりこしプランS」+電気サービスの組み合わせで、単身者でも家族でも月990円から利用可能になることがアピールされている。