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バッファロー、メーカーの垣根を超えて接続可能「EasyMesh」の採用や対応するWi-Fiルーターの新製品を発表

2021年06月03日 18時45分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

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2019年以降の製品はアップデート対応
Wi-Fi EasyMesh対応新製品も登場予定

 Wi-Fi EasyMeshは同社が2019年以降に発売した全てのモデルでファームウェアのアップデートにて対応。また、新製品としてWi-Fi 6、4ストリーム(4×4)で5GHz160MHzワイドバンドに対応、最大4803Mbps(理論値)、2.4GHz最大573Mbps(理論値)の「WSR-5400AX6S」シリーズを2021年6月下旬に発売予定。市場想定価格は1万8200円前後。

「WSR-5400AX6S」はマットブラックとシャンパンゴールドの2種類。ネット脅威ブロッカーベーシックの1年間無料ラインセンス付き

 加えて、2021年9月にはWi-Fi 6、2ストリーム(2×2)に対応し、5GHz最大1201Mbps(理論値)、最大300Mbps(理論値)で市場想定価格7300円前後とエントリーな「WSR-1500AX2S」が発売される予定。

「WSR-1500AX2S」はブラックとホワイトの2色。ネット脅威ブロッカーベーシックの1年間無料ラインセンス付き

 同社は3階建ての1軒屋で従来のWi-Fiルーターと中継機の組み合わせと、Wi-Fi EasyMesh環境の場合で比較テストを行なった結果をデモ。スマートフォンを接続し、1階から3階まで上がった際の応答速度で比較している。

Wi-Fi EasyMeshの方は、1階から2階に上がった際、すぐに3階にある子機に接続し、応答速度は落ちるもののその落ちる時間が従来のWi-Fiルーターと中継機の組み合わせよりも短いとアピール。また、その様子は以下のデモ動画で確認できる

 従来機のファームウェア提供予定は以下のとおり。2021年6月から9月までに随時対応するとしている。

 また、同社のアプリ「StationRadar」は、本日公開されるバージョン2.3にアップデートすることで、Wi-Fi EasyMeshのモード確認などが新たに追加されるという。

「StationRadar」では設定画面の表示、ステータスの確認、ネット脅威ブロッカーの通知、設定、キッズタイマーのセットなどが一元管理できる

 同社は従来のWi-Fiメッシュでは、メーカーごとの独自規格だったため、対応製品を購入する価格面でのハードルがあったが、Wi-Fi EasyMeshであれば、対応製品を所持している人であれば、もう1台追加して簡単にメッシュネットワークが構築可能。また、別メーカーの対応製品との組み合わせも可能と汎用性も高いため、より安定した通信が可能な環境の普及に期待したい。

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