スマートニュースは5月28日、ニュースアプリSmartNewsの「新型コロナワクチンチャンネル」で提供する「ワクチンアラーム」の機能を拡充し、利用者ごとに、国や都道府県が設置する新型コロナワクチンの大規模接種会場の予約開始時期と接種開始時期を知らせる新機能の提供を開始した。
現在、国と都道府県と市区町村の各主体が設置する大規模接種会場や集団接種会場について、それぞれで予約開始時期と接種開始時期が異なるため、接種希望者は各主体が発表する情報を個別に確認しなければならなく、社会課題の1つとなっている。そこでスマートニュースは、新機能の提供を決定したとのこと。
新機能では、居住地と生年月日、基礎疾患の有無などに答えると、国や都道府県、全国1741の市区町村が発表した情報を基に、「ワクチン接種券の発送時期」「大規模接種会場(集団接種会場)の予約開始時期」「大規模接種会場(集団接種会場)の接種開始時期」をまとめて確認することができる。また、居住地と生年月日、基礎疾患の有無などに答えると、アプリの利用時点で、国、都道府県、市区町村の集団接種会場のうち、予約可能な期間に該当するものを一覧リストで表示もできる。
同社は、この新機能で利用者の情報取得の負担を軽減するとともに、的確な情報を提供することで、自治体への問い合わせを少しでも減らしたいと述べている。