アサブロは5月20日、TOKYO町工場HUBと小川製作所の協力のもと、世界初(同社調べ)というバイオエタノールを燃料としたサウナストーブの開発をスタートしたことを発表した。
開発中のサウナストーブは薪ストーブとは異なり煙を排出しないため、都会のど真ん中でも近隣の影響を気にせずに、設営スペースさえあればテントサウナを楽しむことができる。
またバイオエタノールを燃料とすることにより、着火と消化を一瞬で行なうことができる利便性と、燃焼時に一酸化炭素を排出しないため(酸素不足等による不完全燃焼時には一酸化炭素が生成される)薪ストーブに比べ高い安全性をもっているとのこと。
現在、2度目の試作を終え、課題は残るものの、サウナを使うにあたって最低限の火力と十分な安全性を実現しているという。
なお、同社は実証実験に協力してもらえる銭湯を募集中。「具体的には営業後のサウナルームで開発したサウナストーブを熱源としてサウナ体験をするにあたって温度や安全性に不足が無いかを実験したいと考えております」とコメントしている。