パナソニックは6月2日にLUMIXのフルサイズ・ミラーレス「S」シリーズ用のLマウントレンズ「LUMIX S 50mm F1.8」を発表した。
すでに開発発表されている、同寸、ほぼ同重量の「F1.8単焦点シリーズ」4本のうちの2本目で、既発売の85mm F1.8に続くものだ。
「1.8単焦点・四兄弟」の次男
「LUMIX S 50mm F1.8」
非球面レンズを3枚使用し、高い描写性能を実現、口径食を抑えた設計で、F1.8のボケ味を作品作りに生かせる。また、焦点距離の変動による画角変化(ブリージング)の抑制、絞りのマイクロステップ制御により滑らかな露出変化を実現、インナーフォーカスとリニアモーターで高速AFと静音性を確保しており、映像制作にも非常に適したレンズである。
レンズは8群9枚構成で、同スペックの他社レンズに比べて、MTF特性も周辺での描写落ちが少ない。
絞り羽根は9枚で、最短撮影距離は45センチ、撮影倍率は0.14倍、フィルター径は67ミリ、防塵防滴耐低温設計、サイズは最大径73.6×長さ82ミリ、重量は約300グラム。
希望小売価格は税込5万9800円で、6月25日の発売予定。