GIGABYTE、第11世代インテルCore HとRTX 30シリーズ搭載のクリエイター向けノートPC3製品
GIGABYTEは5月12日、第11世代インテルCore Hシリーズプロセッサーを搭載するクリエイター向けノートPC「AEROシリーズ」3製品を発売すると発表。5月17日から順次販売を開始する。
ラインアップは、8コア/16スレッドのインテルCore i7-11800H/GeForce RTX 3080モバイル版を搭載する15.6型「AERO 15 OLED YD-73JP624SP」、GeForce RTX 3070モバイル版を採用した下位モデル「AERO 15 OLED XD-73JP624SP」、インテルCore i7-11800H/GeForce RTX 3080モバイル版を組み合わせた17.3型「AERO 17 HDR YD-73JP548SP」の3モデル。
実売価格は、AERO 15 OLED YD-73JP624SPが35万1780円前後(5月22日発売)、AERO 15 OLEDXD-73JP624SPが29万6780円前後(5月25日発売)、AERO 17 HDR YD-73JP548SPが41万80円前後(5月17日発売)となる見込み。
第11世代インテルCoreプロセッサーは、インテルとしては第2世代となる10nmプロセス技術を用いて、CPUコアに開発コード「Willow Cove」を搭載することで、CPUパフォーマンスとAI(人工知能)処理性能向上させたプロセッサー。プラットフォームとなるTiger Lake Hプラットフォームでは、メモリーがDDR4-3200に対応したほか、PCI Express 4.0にも対応し、より高速なSSDを搭載可能になった。
今回発表したAEROシリーズは、Ampereアーキテクチャーを採用したNVIDIAのGeForce RTX 30シリーズを組み合わせ、クリエイターが求める性能を発揮するノートPCに仕上げたとする。
AERO 15 OLED YD-73JP624SP/AERO 15 OLED XD-73JP624SPは、15.6型の4K有機ELパネルを採用し、DCI-P3色域カバー率120%、VESA DisplayHDR400 TRUEBLACK対応、コントラスト比100000:1という表示性能に加えて、X-Rite PANTONE色校正認証による正確な色再現性を実現した。
AERO 17 HDR YD-73JP548SPは、Adobe RGB100%をカバーする17.3型4K HDRパネルを採用。製品出荷時にX-Rite PANTONE認証による色校正を施し、クリエイターに求められる忠実な色再現性を実現した。
さらに、3モデルともクリエイティブソフトに最適化されたドライバーを備え、NVIDIA RTX Studioにも対応する。ネットワーク機能には、新たにRealtek RTL8125-BGチップを搭載するとともに、ワイヤレス接続はインテル AX200 WirelessモジュールによるWi-Fi 6にも対応する。このほか、Microsoft Azure AIとの連係によるパフォーマンスの最適化もサポートされており、クリエイティブ用途はもちろん、ゲームプレーでも活用できるとうたう。
AERO 15 OLED YD-73JP624SP/AERO 15 OLED XD-73JP624SPの主なスペックは、メモリーが16GB(8GB×2)、ストレージが1TB SSD(NVMe/M.2)、OSがWindows 10 Pro。本体サイズ/重さは、およそ幅356×奥行き250×高さ19.9mm/およそ2㎏。
AERO 17 HDR YD-73JP548SPの主なスペックは、メモリーが32GB(16GB×2)、ストレージが1TB SSD(NVMe/M.2)+512GB SSD。本体サイズ/重さは、およそ幅396×奥行き270×高さ21.5mm/およそ2.5kg。