ガイアックスと新熊亮一教授と京都大学は5月10日、ブロックチェーンを活用したLiDARネットワーク基盤のシステムソフトウェアを開発し、4月1日より京大図書館等での社会実験を開始したことを発表した。
本基盤は、複数のイメージセンサーから取得したデータを統合した広範囲のデータをブロックチェーンによってリアルタイムに保護した状態で共有できるようにし、AIによる予測検知、自律制御のためのデータ共有等へ応用可能にした。
実証実験は、開発してきたシステムを稼働し、実地での複数のLiDARを用いた3Dイメージデータの取得ならびにそれらを統合したネットワーク基盤の構築し、実環境での稼働実験を実施する。京都大学桂図書館は三密の検知、京都リサーチパーク地区・百万遍交差点北は交通事故のリスク予測の実験をする。期間は4月から2022年3月で行なわれる。