使うほどに手に馴染む! 洗練されたファブリックカバーのエイジングも楽しめる<Lenovo Yoga 650>
天板に上質なファブリック素材を使用
<Lenovo Yoga 650>の最大の特徴は、やはりなんといっても天板のファブリック素材にあると言えるだろう。色は「アビスブルー」と呼ばれる深海のような深みのある青が採用されており、手染めの糸を織り込んだようなナチュラルな風合いが印象的。身近な素材で近いのはインディゴブルーのデニムだが、インディゴより少しくすんだ感じの色合いで、光の当たり具合によっては濃いめのブルーグレーに見えることも。そのため全体的に落ち着いた雰囲気があり、プライベートはもちろんだが、ビジネスシーンでもあまり違和感なく使えそうだ。
天板の布地はデニム同様に太めの糸が使われており、ざらっとした触り心地になっている。といってもコットンのような柔らかい素材なので、チクチクしたりガサガサしたりすることはなく手に優しい感じ。ちなみにボトムケースはファブリック素材ではないが、表面にマット加工が施されているため、こちらも手で触れたときにしっとりした温かみを感じる。しかも適度な摩擦があるので手に持ったときにすべりにくく、片手でも安心して持ち運ぶことが可能だ。
個人的に「いいな」と思ったのが、ファブリック素材が天板の上面だけでなく側面やディスプレイのベゼル部分もしっかり覆うように貼り付けられているところ。しかも継ぎ目や切れ目がなく、角の部分に尖りやシワなども見当たらない。ヒンジとの境界部分も生地の端がパーツの隙間に潜り込むように処理されているため、布端からほつれてくる心配も少なそう。1枚の布でまるっと包み込んで、しかもぴったりフィットしているところに並々ならぬこだわりが感じられた。
天板の「YOGA」や「Lenovo」のロゴは、型押しした部分に樹脂やメタル製のプレートがはめ込まれている。「YOGA」のロゴは布地と同色のためぱっと見では目立たないが、ツルッとした素材のため光の反射で時折キラッとツヤが輝くのが心にくい。
ファブリック素材だと汚れも気になるが、<Lenovo Yoga 650>の場合は汚れに強い加工が施されているとのこと。もともとアビスブルーは汚れが目立ちにくい色ということもあり、シミにさえ気をつければ、それほど神経質になる必要はないだろう。むしろ樹脂やメタルのように指紋やホコリ、細かな擦り傷を気にしなくてすむため扱いは楽そうだ。
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