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「食と健康状態の解析モデル」の確立を目指す

日清食品とPFN、完全栄養食の共同研究開始に合意

2021年05月07日 17時15分更新

文● ASCII

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 Preferred Networks(以下、PFN)は5月6日、日清食品が研究を進めている「完全栄養食」について、「食と健康状態の解析モデル」の開発に向けた実証実験の実施と、本格的な共同研究の開始に合意したと発表。

 完全栄養食は、「見た目やおいしさはそのままに、カロリーや塩分、糖質、脂質などがコントロールされ、必要な栄養素を全て満たす食」をコンセプトに、最先端の食品加工技術を駆使して日清食品が研究を進めているもの。研究では、さまざまな栄養学的見地を参考に、インスタントラーメンなどで培った技術を応用しているという。

 PFNは日清食品と共同で、完全栄養食をさらに進化させるため、「食」が体に与える影響を分析・数値化し、「栄養素」と「健康状態」の関係をデータ解析したうえで、最適化技術によって検証したとのこと。

 両社は今後も、食と健康状態の解析モデルの開発と精度向上に取り組むとともに、その技術を完全栄養食のレシピ開発に応用し、ひとりひとりの健康状態にあわせた食のパーソナライズを進めていく予定だとしている。

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