ZTE傘下のスマートフォンメーカー、Nubia Technologyによるゲーミングスマホ「RedMagic」シリーズ。昨年登場の「RedMagic 5」では、海外の公式サイトからの直送という形ながら、技適取得も含めて、国内ユーザーへの販売を開始している。そして今年3月に登場したのが、最新SoCのSnapdragon 888を搭載した「RedMagic 6」「RedMagic 6 Pro」となる。
今回のモデルでは、Nubiaと国内独占代理販売契約を結んだNLNテクノロジーが日本語サポートを担当。RedMagicの日本語公式ページのほか、ECサイトでの販売予定もあるとのことだ。今回は「RedMagic 6」の実機について、まずは外観中心のフォトレポとして紹介する。
最速のスナドラ888を本体内蔵のファンで冷却
ゲーム専用モードやトリガーキーも用意
まずは主要スペックから。RedMagic 6では、まず画面サイズが20:9の6.8型(1080×2400)とさらに大型化するとともに(5では6.55型、19.5:9)、リフレッシュレートは最大165Hzをサポート(5は最大144Hz)。対応ゲームにおいてスムーズな動きが実現される。
CPUは前述のとおりにSnapdragon 888で、今回も本体内蔵の液冷システム+高速ファン(20000rpm)で、ゲームプレイ中も安定したパフォーマンスが期待できる。メモリーはLPDDR5で12GB(Proは16GB)、ストレージはUFS 3.1で128GB(Proは256GB)といずれも最新仕様。バッテリーは5050mAhで、付属のACアダプターでは30Wの高速充電が可能となっている(最大66W対応)。また、イヤホン端子も装備する。カメラは1/1.97型の64メガセンサーをメインに、8メガの超広角、2メガのマクロの組み合わせ。
ゲーム向け機能としては、「Game Space」と名付けられた専用モードがあるほか、前モデルに続いて、側面にタッチ式のトリガーキーがある。なお、ディスプレーのタッチサンプリングレートは最大500Hz(シングルタッチ時)、トリガーキーは400Hzとされている。
ソフトウェアは日本語化自体はなされているが、まだ若干表現が怪しい部分は見られる。上級者向きの端末なのは今回も同じだが、パフォーマンスの高さは確実。注目の製品なのは間違いない。
RedMagic 6 | RedMagic 6 Pro | |
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メーカー | Nubia Technology | |
ディスプレー | 6.8型有機EL(20:9) 最大165Hzリフレッシュレート対応 |
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画面解像度 | 1080×2400 | |
サイズ | 77.19×169.86×9.7mm | |
重量 | 220g | |
CPU | Snapdragon 888 5G 最大2.84GHz(オクタコア) |
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内蔵メモリー | 12GB | 16GB |
内蔵ストレージ | 128GB | 256GB |
OS | Android 11(RedMagic OS 4.0) | |
対応バンド | 5G NR:n77/n78、NSA:1/3/8/18-n77,3/18-n78 LTE:1/3/8/18/19/20/26/28A(703-733MHz) /38/41(2545-2655MHz) W-CDMA:1/6/8/9/19 |
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無線LAN | Wi-Fi 6E(2×2 MIMO) | |
カメラ | アウト:64メガ+8メガ(超広角) +2メガ(マクロ)/イン:8メガ |
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バッテリー容量 | 5050mAh(最大66W対応) | |
生体認証 | ○(指紋、顔) | |
SIM形状 | nanoSIM×2 | |
USB端子 | Type-C | |
イヤホン端子 | ○ | |
カラバリ | エクリプスブラック | ムーンシルバー |
価格(国内版、税込) | 10万3385円 | 11万4885円 |
スペック表の情報を国内向けバージョンのものに変更しました。(4/26 14:00)