Samsung Portable SSDを使いこなす!
M1 Macで外付けSSDが遅いという噂は本当か?Intel Macとの比較も交えて徹底検証
Mac、Windows PCに留まらず、iPad ProやAndroidスマホの写真・動画の保管先、バックアップ用にイチオシの外付けストレージとなるのが「Samsung Portable SSD」だ。先日お届けした「M1 MacでSamsung SSDの指紋認証やパスワードロックを有効にする方法」を実行すれば、M1 Macでも指紋認証やパスワードロックといった高セキュリティーを活用できる。
高い信頼性、耐久性、携帯性、セキュリティーと魅力いっぱいのSamsung Portable SSDだが、Mac環境で使う上で知っておきたい点がある。その最たるものが、Apple M1チップ搭載Macで外付けSSDを使った際のデータ転送速度の低下だ。M1 Macの発売当初からウェブで話題にあがっており、外付けSSDのメーカーや、USB、Thunderbolt 3といった接続インターフェースに関係なく発生している。
ちょうど、Samsung Portable SSDの「T5」、「T7 Touch」、「X5」が手元にそろっていたので、そのパフォーマンスをいろいろと測ってみることにした。Samsung Portable SSDを選ぶ際や、活用する際に役立てていただきたい。
Intel Macとパフォーマンスを比較
検証するSSDは、Thunderbolt 3インターフェースで公称最大リードが2800MB/secの「X5」と、USB3.2 Gen2インターフェースで公称最大リード1050MB/secの「T7 Touch」、そして公称最大リード540MB/secの「T5」の3つだ。
さらにパフォーマンスダウンの要因を判断するために、内蔵用の2.5インチSSD(公称最大リード560MB/sec、ライト530BM/sec)と、NVMe M.2 SSD(公称最大リード2400MB/sec、ライト1950BM/sec)を、USB3.2 Gen2対応ストレージケースを使って外付け化して、それぞれ計測する。
MacはM1チップを搭載したMacBook Airと、Intelプロセッサーの13インチMacBook Air(A2179)を用意。ストレージベンチマークには、Mac定番の「Blackmagic Disk Speed Test」に加え、Windowsプラットフォームでの鉄板ツール「CrystalDiskMark」のデザインを模している「AmorphousDiskMark」(フリーソフトウェア、作者Katsura Hidetomo氏)を利用させてもらった。
OSはAppleシリコンへの対応で大幅に手が入れられたmacOS Big Surの影響を確認するため、Intel版MacBook AirにmacOS Catalinaを導入した状態でも計測している。
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
デジタル
M1 MacでSamsung SSDの指紋認証やパスワードロックを有効にする方法 -
デジタル
Nintendo Switch+Samsung microSDカードが当たる! Samsung SSDのTwitterキャンペーン -
デジタル
AmazonにてSamsungのNVMe M.2接続の1TB SSD「MZ-V8V1T0B/EC」が10%オフのセール中 -
デジタル
スマホで肥大化する大容量データを外付けSSDに逃がすのが思いのほか便利だった件 -
デジタル
VRアーティスト せきぐちあいみ氏に聞く、Samsung SSDが刺激するクリエイターの「制作の源」 -
デジタル
Amazonタイムセール祭りでSamsungの内蔵SSDやSDカードが最大18%オフ -
デジタル
Amazon「タイムセール祭り」でSamsung SSDが10%オフ、micoroSDとSDの同時購入で20%割引も -
デジタル
オリンピアンがモーションキャプチャーでVTuberデビュー? 制作の裏側を密着取材 -
デジタル
M1 MacにThunderbolt 3接続のディスプレーを接続すると外付けSSDの速度が向上するという噂は本当か? -
デジタル
外付けSSDの転送速度をM2 MacとM1 Macで比較