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UQ WiMAXでau 5G対応のサービスを開始 2.5GHz帯を来秋以降5Gに転換

2021年03月31日 19時20分更新

文● ASCII

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 UQコミュニケーションズが提供するモバイルデータ通信サービス「UQ WiMAX」は、従来のWiMAX 2+、au 4G LTEに加えて、au 5Gにも対応する「WiMAX +5G」の提供を4月8日から開始する。

5G対応でUQ WiMAXの料金プランにも変更
WiMAX 2+の周波数を来秋から5Gで利用する

 WiMAX +5G向けに提供される料金プランは「ギガ放題プラス」となる。「ギガ放題プラス」の料金は月4818円で(2年契約時、期間条件無し時は月5005円)、WiMAX +5Gに新たに加入する場合は、25ヵ月間、月550円の割引が発生し、4268円となる(期間条件無し時は月4455円)。

最初の2年は月550円の割引で、月4268円で利用可の于

 「ギガ放題プラス」では「スタンダードモード」と名付けられたエリアでは月間でのデータ通信量の上限無し(ただし、直近3日間の通信量の合計が15GB以上の場合、混雑時間帯に1Mbpsに制限される)。「プラスエリアモード」の利用には月1100円の追加料金が必要で、同モードでのみ月15GBまでの上限が設定される(上限到達時は最大128kbpsに制限)。

エリアは2つに分けられる。スタンダードモードに設定しておけば、使える場所はやや限定されるが、通信量の上限は無し。ただし、3日で15GBをオーバーすると混雑時間帯に1Mbpsに速度が落ちる

 「スタンダードモード」のエリアは「WiMAX 2+と同等のエリア」と表現されているが、実際にはこのエリア内における一部周波数帯でのau 4G LTE、au 5Gの利用も可能。auのサービスエリアは、人口希薄なエリアや都市部などの電波が届きにくい場所では、プラチナバンドでカバレッジされているが、これが「プラスエリアモード」という扱いとなる。

従来のWiMAX 2+との比較。WiMAX 2+でカバーされていないエリアでの通信量が月15GBに緩和されたうえ、上限まで達しても「スタンダードモード」にすれば速度制限はかからない。また、混雑時間帯の速度制限までの通信量についても、3日で10GBから3日で15GBと拡大している

 WiMAX +5G対応のモバイルルーターとしては、サムスン製の「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」が用意される。Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは5Gに対応しながら、約147×76×10.9mm/約203gと比較的小型軽量で、5000mAhの大容量バッテリーも内蔵している。通信速度は下り最大2.2Gbps/上り最大183Mbps。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi

 また、WiMAX 2+で用いている2.5GHz帯の周波数については、2022年秋以降に、5Gサービスへの転換を順次進める。この転換が行なわれたエリアでは、WiMAX 2+の最大速度は440Mbpsから220Mbpsに低下する。そこでUQ WiMAXでは、現在WiMAX 2+サービスを利用しているユーザーを対象に、WiMAX +5Gへの契約変更に関わる手数料(3300円)を5月から無料化するとしている。

 

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