埼玉県とNTTドコモは3月30日、埼玉県内の県民サービスの向上および地域の活性化に向け、デジタル技術の活用・DXの推進、産業振興などにおける緊密な相互連携と協働に関する協定(以下、本協定)を締結した。
本協定は、地域社会の活性化と県民サービスの向上を推進していく目的で締結されたもの。
内容としては、対象となる18分野において以下の3事項を重点的に取り組んでいくという。
1:デジタル技術の活用とデジタル・デバイドの解消に関すること
・5Gエリアにおける新規事業創出の支援
・県民のICTリテラシーの向上(ドコモスマホ教室の取り組みを通じ、高齢者や中高生のICTリテラシーの向上)
2:ビッグデータを活用した社会課題の解決
・「モバイル空間統計データ」を活用した交通課題の分析支援(埼玉県内の自治体を対象としたモバイル空間統計(人口流動統計)のオンラインセミナーや、活用方法に関する勉強会を実施)
・「歩数データ」を活用した健康促進施策の支援
3:ICTの活用による働き方改革支援
・ICTツールを活用した働き方改革支援(埼玉県の公式ホームページで紹介している「テレワーク導入の相談窓口」の拡充等々)
・働き方改革に係る情報提供(オンラインセミナーやオフィスツアーを通じた働き方改革の啓発)