PhotoshopがM1 Macにネイティブ対応・高速化
Photoshopは2021年3月にリリースされた最新バージョンからApple M1チップを搭載するMacへのネイティブ対応が完了しました。
筆者のMacBook Airで試したところ、アプリケーションの起動やファイルの読み込みから、エフェクトが反映されるスピードもかなり速くなっています。アドビ社内のスピードテストではタスク処理のスピードが「約1.5倍」に高速化したことがわかったとされています。そして今後もさらにソフトウェアの最適化を図りながらスピードアップを進めていくそうです。
モバイル版のIllustratorとPhotoshopは、それぞれのアプリケーションを初めて使う方にも親しみやすいユーザーインターフェースと、何よりApple Pencilにより「手を使って画を描く、写真を加工する感覚」を大きな特長としています。それぞれのMac版アプリケーションを使い慣れているクリエイターの方々にとっても、iPad版を試してみる価値は大いにありそうです。きっと新鮮な発見を得て、新たな表現手法も獲得できるはず。Creative Cloudのプランにバンドルされているモバイル版アプリをiPadにインストールするところから始めてみるべきだと思います。
Mac版も使ったことがない初心者の方々も、Illustratorを使ってフリーハンドで画を描いてみたり、デジタルカメラで撮影した写真を読み込んでPhotoshopで簡単な加工編集を試してみるところからスタートするのもアリです。30日間の無料体験も活用してみてください。