前へ 1 2 次へ

ゲームを快適に遊ぶための性能や技術を豊富に搭載するハイエンドモデル

16:10・WQXGA・165Hz液晶で新たな快適ゲーム体験、Ryzen 7 5800HとRTX 3070搭載16型ノートPC<Legion 560 Pro>がスゴイ!

文●八尋 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

8コアのRyzen 7 5800HとGeForce RTX 2070
高解像度ディスプレーを存分に活かせる性能

 <Legion 560 Pro>は、Ryzen 7 5800H、GeForce RTX 3070、16GBメモリー、500GB SSD/1TB SSDという構成だ。では、この構成でどれくらいの性能を持っているのか、各種ベンチマークでチェックしていこう。

 マシンの全体的な性能をチェックできる「PCMark 10」では、総合スコアが6930と、ハイエンドなデスクトップパソコンと比べても遜色ない結果になっている。詳細をみていくと、アプリケーション起動やウェブブラウザーの快適さを示す「Essentials」が9857、WordやExcelといったビジネス系アプリケーションの動作速度を示す「Productivity」が9121、画像・動画の編集や3Dグラフィックス処理を示す「Digital Content Creation」が10047だった。

「PCMark 10」の結果

 ProductivityやDigital Content Creationのスコアもかなり高く、負荷が高めの動画編集もこなせそうなパワーを持っているのが分かった。ゲームに加えて、クリエイティブな作業もこなしたい人にもオススメできる1台といえるだろう。

 続いて、CPU性能がチェックできる「CINEBENCH R20」を計測したところ、マルチコアが4933pts、シングルコアが530ptsという結果だった。以前計測したデスクトップ向けのRyzen 5 5600XやCore i7-10700Kなどのスコアより高く、モバイル向けCPUながらかなり高性能なのがわかる。

「CINEBENCH R20」の結果

 ストレージの速度を計測できる「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで3435.33MB/秒という結果に。NVMe対応のSSDだけあって、とても高速。実際にOSの起動なども驚くほど高速で、ストレージの速度でストレスを感じることはないと思われる。

「CrystalDiskMark」の結果

 3Dグラフィック性能が計測できる「3DMark」では、以下の結果となった。こちらもTime Spyで1万越えと、少し前のハイエンドデスクトップ並みのスコアが出ていた。WQXGAやレイトレーシングをオンにした状態でも快適にゲームをプレイできそうだ。

「3DMark」の結果

「Port Royal」の結果も良好で、レイトレーシングをオンにした状態でのゲームプレイも存分に楽しめそうだ

 では、実際のゲームプレイではどうだろうか。まずは『レインボーシックス シージ』のゲーム内ベンチマークを計測。解像度はWQXGAに設定し、総合品質を中、高、超高に変更しつつ計測した。

『レインボーシックス シージ』のゲーム内ベンチマークの結果

 結果は、いずれの設定でも最小200fps以上だったので、本機の上限である165Hzであればほぼ張り付きでプレイできるといっていいだろう。

 最後に、『Apex Legends』のフレームレートをFrapsで計測。解像度をWQXGAに設定し、テクスチャーストリーミング割り当てを中にした状態で計測したところ、平均は160fpsを超えたものの、最小フレームレートは123fpsとなった。

『Apex Legends』のフレームレート計測結果

 そこで、「アンビエントオクルージョン品質」を低、「サンシャドウ範囲」を低、「サンシャドウディテール」を低、「エフェクトディテール」を低、「ラグドール」を中にしたカスタム設定で計測したところ、最小は136fpsまで向上した。

 また、解像度を1920×1200ドットに落としてみたところ、最小fpsが189fpsまで上がった。WQXGAでも存分に快適にプレイできるが、フレームレートをほぼ165Hzに張り付いた状態で遊びたいという場合は、1920×1200ドットでプレイするのもありだろう。

新世代のハイエンドゲーミングノートパソコン

 <Legion 560 Pro>は、最新のモバイル向けRyzen 5000シリーズやGeForce RTX 3070を搭載する高い性能はもちろん、16:10を採用するディスプレーや同社独自の冷却構造、キーボードなど、ゲームを快適に楽しむための要素をガッツリ詰め込んだノートパソコンとなっている。

 ハイエンドなデスクトップと比べても遜色ない性能を持っているので、デスクトップパソコンの性能でゲームを遊びたいけど、設置するスペースがないという人や、持ち運んで使いたいという人には、<Legion 560 Pro>はピッタリな1台ではないだろうか。

 また、<Legion 560 Pro>と同時に発表した、ゲーミングに特化したサポートサービス<Legion Ultimate Support>にも注目したい。ゲーマーのメインの活動時間は夜型、もっといえば深夜に及ぶこともあるだろう。このサービスは日本で初となる24時間365日が受けられるので、いつトラブルが発生しても安心だ。

 Legion製品本体だけでなく、最新ゲームの推奨環境やプレイ環境設定、周辺機器やゲームで活用するツールの設定方法までアドバイスが受けられるとあって、これからPCゲームを始めようという人も活用したい。

前へ 1 2 次へ