Samsung Portable SSDを使いこなす!

M1 MacでSamsung SSDの指紋認証やパスワードロックを有効にする方法

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

M1 Macで定番操作のセキュリティ設定を実行

 Portable SSD Softwareをダウンロードしたら、セキュリティポリシーを変更していこう。M1 MacはIntel Macとシステムの起動プロセスが変わったため、セーフモードの起動手順などがこれまでと異なり、Macでトラブルや性能低下が起きた場合に有効な定番手法である“SMC”と“PRAM(NVRAM)”のリセットも廃止されている。

 M1 Macでは、まず電源ボタンを10秒間程度長押しして起動オプションを表示させる。そのあとは、歯車アイコンの「オプション」を選択して、「スタートアップマネージャ」を起動。メニューバーの「ユーティリティ」にある「起動セキュリティユーティリティ」選択しよう。

 macOS Big Surの起動ストレージを選び、「セキュリティポリシー」ボタンをクリック。デフォルトの「完全なセキュリティ」を、これまでのmacOSと同レベルのセキュリティとなる「低セキュリティ」、さらに「確認済みの開発元から提供されたカーネル機能拡張のユーザ管理を許可」のボックスにチェックを入れて、再起動すればPortable SSD Softwareのインストール準備は完了。あとは、従来通り解凍した“SamsungPortableSSD_Setup_Mac.pkg”をダブルクリックしてインストールすればオッケーだ。

M1 Macでは電源スイッチ(Touch ID)を10秒間程度長押して、起動オプションを表示させよう

リンゴマーク下が「起動オプションを読み込み中...」に変わったら、ボタンを離して大丈夫だ

起動ドライブのほか、歯車アイコンの「オプション」が表示される。歯車アイコンを選び、「続ける」をクリック

macOS Big Surの再インストールなども、ここから行なえる

メニューバー「ユーティリティ」にある「起動セキュリティユーティリティ」を選択しよう

macOS Big Surがインストールされているドライブ「Macintosh HD macOS 11.x.x」を選択(通常は1台のみ表示)、「セキュリティポリシー」ボタンをクリック

セキュリティ設定を「低セキュリティ」に変更。さらに「確認済みの開発元から~」にチェックを入れ、OKボタンをクリック

メニューバーのアップルロゴから再起動すれば、セキュリティ設定の変更は完了だ

普通にPortable SSD Softwareをインストール

インストール最後で機能拡張がブロックされるので、「セキュリティとプライバシー」でアプリケーションを許可しよう。許可した後に再起動が必要になるため、Portable SSD Softwareのインストール工程では、再起動を2回行なうことになる

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
2020年
01月
03月
05月
06月
07月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
03月
04月
05月
07月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
04月
05月
06月
07月
09月
11月
12月
2017年
06月
08月
09月
10月
2016年
02月
06月
09月
10月
11月
12月
2015年
11月
2014年
07月
12月
2013年
07月
12月
2012年
10月