Nature Innovation Groupは3月10日、同社が運営する傘のシェアリングサービス「アイカサ」を、京王電鉄が運営する京王井の頭線の全17駅に導入すると発表した。3月17日から傘立てを設置する。
アイカサは、2018年12月にサービスを開始した日本初をうたう傘のシェアリングサービス。突発的な雨でもビニール傘をわざわざ購入せずに専用傘を借りて利用し、雨が止んだら最寄りのスポットに返却できるのが特徴で、現在は東京駅や新宿駅をはじめとした都内全域と、関東、関西、福岡、岡山、愛知などでの展開を合わせて約800のスポットを設置している。
今回アイカサを導入する京王井の頭線は、沿線に20代~40代が多く住んでおり、シェアリングサービスへの親和性が高いと同社は考察している。また、電車利用の頻度が多いことも特徴で、アイカサの駅での導入について多くの要望があったという。その期待に応えるため、京王電鉄との連携によりアイカサの導入が決定したとのこと。
アイカサの利用料金は、レンタル後24時間で70円(月内最大420円)。月額280円の使い放題プランも用意する。
アイカサが3日間無料になるクーポンを配布
同社は、京王井の頭線へのアイカサ導入を記念して、3日分の利用無料キャンペーンも実施する。
キャンペーンでは、アイカサのサービスを3日間無料(210円分の割引)で利用できるクーポンを配布する。クーポンは、京王井の頭線17駅に設置されている傘立てに掲載されているクーポンコードから取得可能で、アイカサアプリの「マイページ」から「クーポン適用」をタップし、クーポンコードを入力することで適用できる。
配布期間は3月17日~4月30日まで。なお、クーポンを適用すれば京王井の頭線以外のスポットでも3日間無料で利用できる。