コンパクトで使用感にも配慮した本体とケース
使用感について紹介しよう。
合計4回分の充電ができるケースは500mAhの電池を内蔵しているが、コンパクトになっている。実測すると、4.5×3×4㎝ほどで、幅が狭く、高さがある形状。サイドにUSB Type-C端子があり、ふたは横向きに開く。他社ではあまり見かけないが、PCサイドなどにおいて充電する際には使いやすい。
重量は軽めで、ケースとイヤホンを合わせて53g。カラーも豊富で、標準で5色。量販店限定モデルを含めると7色が用意されている。
イヤホン本体(フェイス部)は楕円形で、ケースから取り出す際に指でつまみやすい。上部にへこみが設けられているのも細かい配慮だ。イヤーチップは傘が浅いタイプで、完全ワイヤレスイヤホンでは一般的。耳に接する面の形状についても考えられている。1000人を超えるサンプルから作った「日本人の耳に合ったエルゴノミクスデザイン」をうたうだけあって、筆者の耳にもピッタリと合った。イヤホン本体はIPX4相当の防水性能を持つ(ケースは非対応)。
イヤホンの核となるドライバーの口径は完全ワイヤレス型では標準的な6mm。タッチ操作に対応する。また、スマホアプリ「AVIOT SOUND XXX」からの操作も可能で、音量調節や10バンドのEQ調整、外音取り込み時の音の大きさの調整などに加え、スマホのGPSと連動した紛失防止機能(接続解除した場所が分かる)、タッチセンサーの設定変更も可能となっている。
音声ガイダンスは日本語。ここはあまりフォーカスされないが、日本のブランドらしい安心感を感じさせるところだ。