bondavi株式会社
ユーザー最優先の考えから生まれた、「無駄機能」という新たな課金形式
bondavi株式会社 (本社 : 神奈川県、代表取締役 : 戸田大介) の脱・三日坊主アプリ「継続する技術」が、3年連続 (2018~2020年) で「課金されない率」99%超を記録しました。
無駄機能という新たな課金形式
代表の趣味であった個人アプリ開発が高じて会社になった時、bondavi は「お金がないと会社が潰れる」という経営課題に直面しました。
課題解決に向け、bondavi はアプリによる収益源を一つずつ検討しました。
広告
弊社代表は思いました。
「自分だったら、広告がないアプリを使いたい。その方が、人の役に立てるアプリにもなるだろう」
残念ながら、広告は不採用となりました。
有料アプリ化
「いや、弊社のアプリが必要な人がいたら、誰にでも自由に使ってほしい」
無料でいくこととなりました。
アプリ内課金
「うーむ、自分が学生だった頃はお金がなくて買えなかったな。誰にでも100%の力で貢献するアプリにしたいものだ」
以上のような代表の綺麗事とわがままによって、bondavi のアプリは全ての収益源を失ったのです。
しかし、アプリ開発が好きなので会社は続けたい。
なんとか解決策はないだろうか。
そこで、考えに考えた結果生まれたのが、無駄機能でした。
アプリを気に入ってくれたユーザーだけが、全く必要のない機能を購入するというシステムです。
無駄機能のここがすごい
無駄機能は従来の課金システムと異なり、ユーザーと企業のどちらもが温かい気持ちでありながら、「お金がないと会社が潰れる」という経営課題を解決する可能性を秘めています。
また、アプリ開発において「ユーザーの邪魔にはなるけど、収益のために仕方なく・・・」といった苦渋の選択をなくし、純粋にユーザーに役立つアプリの開発に専念させる効果もあります。
スマホやタブレット、PC等の電子機器に囲まれた現代社会において、これが浸透した時の社会的インパクトは測り知れません。
無駄機能のここがすごくない
そんな素晴らしい無駄機能が、何故世の中に浸透していないのでしょうか。
それは、無駄機能の唯一にして最大の弱点にあります。
そう、「あまりお金にならない」のです。
3年前、無駄機能というイノベーションは無限の可能性を秘め、App Store で公開されました。
しかし、なんということでしょう。
全く売れないではありませんか。
もう、驚くほどに売れません。
その驚きの低収益性は留まるところを知らず、3年連続で「課金されない率」99%超という、他の追随を許さない偉業を成し遂げたのです。
無駄機能は失敗なの
この結果は、何を示すのでしょう。
まず考えられる解釈は、無駄機能を失敗と捉えることです。
綺麗事だけでは上手くいかない。
企業は企業である以上、どこかで現実的な妥協をしなければならない。
それを数字が物語ったのだ。
そういった解釈があることは、想像に難くありません。
bondavi の解釈
しかし、bondavi はそうは考えません。
弊社には、「三日坊主の自分が初めて筋トレを続けられた」といったユーザーの声が毎日のように寄せられます。
また、そういった方々の中には無駄機能を購入してくださる方もいます。
ユーザーの日々が少しでも豊かになったということ。
何の見返りもなく弊社を応援してくれる人が僅かでもいるということ。
この事実に、どんな値段をつけられましょうか。
文庫本一冊くらいでしょうか。
それとも、パーソナルトレーナーをつける程度でしょうか。
いいえ、そうではありません。
人の進歩も思いやりの精神も、プライスレスなのです。
ユーザーの皆様へ
人の進歩も思いやりの精神もプライスレスですが、
収入がなければ我々はやがてホームレスです。
プライスのあるご支援も大歓迎ですので、無駄機能のご購入はどうかご遠慮なさらないでください。
アプリ情報|継続する技術
リリース日:2016年6月19日
画像素材 : https://www.dropbox.com/sh/4f3dpdqr5jc4inm/AACNfkjhHyM7vXj6qCplMNOda?dl=0&lst=
会社情報|bondavi株式会社
住所 : 神奈川県横浜市青葉区荏田西1丁目12番地39
HP :https://bondavi.jp
広告代理店での「データ分析」の経験を基に代表が創業。客観的なデータとユーザーの声から「人間のリアルな心理」を捉え、ポジティブな行動が自然に起きるアプリの開発に取り組んでいる。
