Core i7-10875H+GeForce RTX 2060を搭載
税別17万円台で144Hz駆動!ライザのアトリエ2なども快適な高コスパ15.6インチゲーミングノート「G-Tune E5-144」
ライザのアトリエ2はかなり快適!
Apex Legendsでは常時160fps以上の性能
それでは、G-Tune E5-144のパフォーマンスをチェックしていこう。まずは、システム全体のパフォーマンスを確認できる「PCMark 10」(Version 2.1.2506)からだ。ここでは、無償版でも実行可能なPCMark 10“無印”のテストを実行しているが、総合スコアは5530という結果を残している。
スコアの詳細を見ると、ウェブブラウジングやアプリケーションの起動などの性能を見る「Essentials」が9000台と高いスコアを発揮しており、オフィスアプリケーションの性能を示す「Productivity」のスコアも7000以上と、十分活躍できる性能であることがわかる。
続いて「3DMark」(Version 2.16.7117)の結果に移ろう。G-Tune E5-144は、「Fire Strike“無印”」で1万5000以上の非常に高いスコアを発揮。「Time Spy“無印”」も6000台半ばと悪くない結果だ。ただ、レイトレーシング性能を測定する「Port Royal」は決して低くはないものの、少々力不足を感じる場面が多いかもしれない。
では、1月26日に発売された「ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~」(以下、ライザのアトリエ2)のパフォーマンスを確かめよう。テストに使用したシーンは、「メーレスブリーゼ街道」と「王都」の2つで、これらのシーンで1分間移動を行ない、その際のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で計測してみた。なお、ライザのアトリエ2では、グラフィック設定に「High」「Normal」「Low」といったプリセットが用意されているため、解像度を1920×1080ドットに固定し、これらのプリセットを変えてテストを実施している。
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まず、メーレスブリーゼ街道ではさほど描画負荷が高くないためか、Highでも常時60fps以上のパフォーマンスを発揮し、ゲームはかなり快適だ。だが、NPCが増える王都になると、Highでは50fpsを切ってしまう場面も見られた。だが、Normalでは安定して70fpsを超えるパフォーマンスを見せており、快適性にまったく問題はない。本機でライザのアトリエ2をプレイするという選択肢もアリだろう。
念のため、別のゲームのパフォーマンスもチェックしておこう。「Apex Legends」では、オプションから描画負荷が最大となるように設定し、ゲームをプレイ。その間のフレームレートをFrapsで取得した。なお、解像度は1920×1080ドットと1600×900ドットを選択している。その結果だが、G-Tune E5-144は1920×1080ドットでも120fpsを下回ることは一度もなく、ゲームはかなり快適だ。さらに、解像度を1600×900ドットに変更すると、最小フレームレートは165fps程度にまで上昇し、144Hz駆動のディスプレーを十分に活用できる。
さらに、「Cyberpunk 2077」の性能を見てみよう。ここでは、解像度を1920×1080ドットに指定し、「低」「中」「レイトレーシング:中」といった3つのプリセットを適用。そのうえでゲームをプレイし、「CapFrameX」(Version 1.5.8)でフレームレートを計測した。なお、CapFrameXの仕様上、最小フレームレートの代わりに、データを並べた際の99%目にあたる値となる99パーセンタイルフレームレートを使用していることをお断りしておく。
さすがに描画負荷が大きいようで、低プリセットでようやく常時60fps以上のパフォーマンスを発揮した。ただ、中プリセットでも99パーセンタイルフレームレートは50fps以上とプレイアブルな結果が得られている。しかし、レイトレーシングが有効となるレイトレーシング:中プリセットでは、99パーセンタイルフレームレートは35fps程度まで落ち込み、プレイアブルではあるのだが、ゲームの快適性を望むのであれば中か低のどちらかのプリセットを利用するといいだろう。
ついでに「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」の結果も示しておこう。ここでは、解像度を1920×1080ドットに固定し、「最高品質」「高品質(ノートPC)」「標準品質(ノートPC)」のプリセットでベンチマークを実行した。その結果だが、最高品質でも1万4000台の高いスコアを叩き出している。スクウェア・エニックスの指標では、スコア7000以上が最高評価とされており、それを踏まえると、G-Tune E5-144は最高品質でもかなり快適に同タイトルをプレイできるといえよう。
最後にストレージ性能を「CrystalDiskMark」(Version 8.0.1)でチェックしておこう。その結果だが、G-Tune E5-144はリードとライトともに性能が高く、とくにシーケンシャルアクセス性能を示す「SEQ1M Q8T1」のリード性能は3500MB/秒弱と良好だ。この結果であれば、ゲームのローディングなどでストレスを感じることはまずないはずだ。
ゲーミング性能は良好!
コスパと携帯性のよさも魅力的
以上のテスト結果から、G-Tune E5-144のゲーミング性能は良好だ。とくにApex Legendsなどでは144Hzリフレッシュレートが活きるパフォーマンスを発揮しており、この点に魅力を感じるユーザーは多いのではないだろうか。
冒頭でも述べたように、価格は税別で20万円を切っており、コストパフォーマンスも優秀といっていい。また、携帯性にも優れているため、場所を選ばずにゲームをプレイできる点も評価したいところだ。144Hzリフレッシュレート対応のノートPCでゲームをプレイしたい、移動先でもゲームをプレイしたい人にとって、このG-Tune E5-144は魅力的な1台であることは間違いない。
(提供:マウスコンピューター)
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