キヤノンは2月8日、プロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」のフラッグシップモデル「imagePRESS C10010VP/C9010VP」の新ユニットを5月下旬に発売すると発表した。
発売されるのは、検品工程を自動化する「インスペクションユニット・A1」および画像調整を自動化する「センシングユニット・A1」。
インスペクションユニット・A1は色抜けや画像ずれ、角折れなどのさまざまな出力欠陥を検出し、専用のトレイに自動で排出する。ページ内で領域を指定し、それぞれの領域で検査合格基準を設定することができ、利用者の多様なニーズに応じた基準による画像の検査が可能。価格は308万円。
センシングユニット・A1はこれまで人手に頼っていた表裏の画像位置や色味の調整作業を自動で行なうことが可能。印刷中も常に最適な状態を維持するために、表裏の画像位置や色味を設定と比較し、自動補正しながら印刷を行なうという。価格は264万円。