App Annieは2月3日、全世界のアプリパブリッシャーランキングトップ52を表彰する「Top Publisher Award 2021」の結果を発表した。
「Top Publisher Award」は、App Annieが提供するモバイル市場データ「App Annie Intelligence」における2020年1月1日〜12月31日の収益・ダウンロードなどのデータを基に、アプリ市場の成長に大きく貢献をしたアプリパブリッシャー(アプリ提供企業)に対して贈られる賞。トランプカードの枚数になぞらえて、収益の多いトップ52社をグローバルで発表・表彰している。
アプリパブリッシャーの収益ランキング52社のうち、日本企業のトップはバンダイナムコ(6位)で、3年連続で日本企業のトップを獲得。次いで、ソニー(10位)、スクウェア・エニックス(13位)、LINE(16位)、コナミ(21位)、サイバーエージェント(25位)などゲームパブリッシャーが多くランクインし、日本企業は合計10社がランクインを果たした。
また、今年は世界のトップ52社だけではなく、日本における各カテゴリーのランキングも発表された。
ゲーム以外では、マンガアプリ、サブスクリプション型の動画ストリーミングや音楽アプリ、ライブ配信アプリなど、コロナ禍による”巣ごもり需要”を受けて、集英社(5位)など大きく飛躍したアプリを提供するパブリッシャーが上位にランクインした。
ブレイクしたファイナンスアプリパブリッシャーのトップ20では、新型コロナウイルスの影響を受け、非接触での金融サービスが使われるようになった影響か、楽天(2位)やKDDI(3位)など、キャッシュレス決済を提供するパブリッシャーが上位にランクイン。三菱UFJ銀行(4位)やみずほ銀行(5位)もランクインしており、ワンストップでアプリを介してサービスを提供する銀行も増え、金融のDX化が進んでいることが伺える結果となった。
各ランキングの詳細は以下のリンクから確認してほしい。