日本通信は、音声卸契約に関わる料金について、2月1日に原価ベースでの料金設定でNTTドコモと合意したと発表した。
同社は2019年11月に、NTTドコモとの間で音声卸料金について協議が不調に終わったとして、総務省に裁定を求める申請を実施。総務省は昨年6月に、音声卸料金でも「適正な原価に適正な利潤を加えた接続料」で提供することを求める裁定を下している。今回の合意による音声卸料金は、裁定があった昨年6月30日にまでさかのぼって適用される。
日本通信はこの原価ベースでの卸料金低廉化を先取って、月2480円で通信量が月3GB、国内通話かけ放題で利用できる「合理的かけほプラン」を昨年7月に提供開始している。