都会のオアシス「新宿中央公園」を散歩してみると、四季折々の草花たちが季節の足音を聞かせてくれます。ここでは、西新宿の雑踏の中でも季節が巡ることを感じられるスポットを紹介していきます。
公園内区民の森を南側に進むと、梅の花を見ることができます。
白や赤の可愛らしい花を咲かせます。
小さすぎて気付けないかもしれませんが、しっかりと春の訪れを知らせてくれます
梅の花は、桜と比べ地味な存在ではありますが、香りで自己主張していくタイプです。
鼻の奥にツンと刺さって酸っぱさを思い出させてくれる匂いは、派手だなと思います。
梅酒で有名なチョーヤさんは、梅の香水もつくっているとか。
この梅は「銀世界」と呼ばれています。明治時代に現在のパークタワービル敷地内に銀世界と呼ばれた梅林があったことに由来しているようです。
水戸の偕楽園をはじめ、日本全国に有名な梅林はいくつもありますが 超高層ビルを背景とした梅は新宿中央公園だけ。見頃は1月中旬から2月上旬ですが、花が咲きましたら、この連載でご紹介しますね。
どうぞ春を感じにお立ち寄りください。