Lupe
課題発見のためのリサーチ設計と対象者リクルーティングをオンラインで支援
GMOインターネットグループでインターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ株式会社(代表取締役社長:細川 慎一 以下、GMOリサーチ)と、オンラインインタビューサービスを提供する株式会社Lupe(代表取締役:竹田 宗平 以下、Lupe)は協業し、本日2021年1月12日(火)より、Lupeにおいて新規事業・新サービス開発のための調査に特化したオンラインインタビューサービス(以下、本サービス)(URL:https://lupe.co.jp/lupe-online-interview)を提供開始いたします。
本サービスは、Lupeが持つ調査設計ノウハウと、フルリモートで効率的なオンラインインタビューの実施が可能なオペレーション基盤に、GMOリサーチが提供するDIY型(セルフ型)インターネット調査プラットフォーム「GMO Market(マーケット) Observer(オブザーバー)」を組み合わせたサービスで、オンラインインタビューの調査対象者のリクルーティングから設問設計、実施までのオンラインインタビュー調査の全工程を代行します。
企業は本サービスを利用することにより、『正しい課題発見』に辿り着くために欠かせない定性調査を、最小限のリソースかつ高精度に実施することが可能となります。
【協業の背景】
昨今、デザイン経営や顧客体験価値を重視する企業が増加する中で、新規事業や新サービスを検討する際に、潜在的な課題の発見を目的にした調査の重要性が再認識されています。そして、こうした調査においては、1対1のインタビューにより価値観や課題を探り提供価値を見出す定性調査(生成的リサーチ)や、ユーザー体験(UX)(※1)からユーザーの行動や心理をとらえる定性調査(UXリサーチ)といった、課題発見型リサーチの実施が重要となります。
また、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大に伴うリモートワークの普及により、これらの定性調査を対面ではなくオンライン上で完結することができる「オンラインインタビュー」のニーズも高まっています。
しかし、こうした課題発見型リサーチの実施には、カスタマーインサイト(※2)を得るための調査設計力と、適切なリクルーティング(調査対象者の抽出)といった専門的な知識と経験が求められます。さらに調査対象者との調査実施の日程調整や謝礼の手配、個人情報の管理など、実施までの作業負荷が高く、調査の実施を躊躇してしまう企業も少なくありません。
一方GMOリサーチは、同社が保有するパネル(※3)ネットワークを活用してアンケート調査を行えるDIY型(セルフ型)リサーチシステム「GMO Market Observer」を提供しています。また、2020年3月からは、「GMO Market Observer」のオンライン調査プラットフォームを活用した、定量・定性調査がオンライン上で完結するクラウドソリューションサービス「MO(エムオー) Insights(インサイツ) byGMO」を提供しており、これらのサービスを通じて企業のオンライン調査の導入を支援してきました。
また、Lupeにおいても、オンライン定性調査のソリューションを提供しており、多くの調査設計ノウハウと効率的なオンラインインタビューの実施が可能なオペレーション基盤を有しています。
そこでGMOリサーチとLupeは協業し、両社のサービスやノウハウを組み合わせることでより高精度かつ効率的な、新規事業・新サービス開発の調査に特化したオンラインインタビューサービスを提供することといたしました。
(※1)「User Experience」の略で、ユーザーが製品やサービスを使用することで得られる体験のこと。
(※2)購買行動や消費活動の背景にある意識や動機、特に、本人も気付いていないような潜在的意識や心理などのこと。
(※3)パネルとは、モニターの集合体。モニターとは、アンケート協力の承諾を得ている会員一人ひとりのこと。
【新規事業・新サービス開発の調査に特化したオンラインインタビューサービスの概要】
Lupeの提供する本サービスは、新規事業・新サービス開発のための調査に特化したオンラインインタビューサービスです。DIY型(セルフ型)リサーチシステム「GMO Market Observer」を活用することで、GMOリサーチが保有する国内最大級のパネルネットワーク「JAPAN(ジャパン) Cloud(クラウド) Panel(パネル)」の約1,933万人(※4)のモニターから調査対象者をリクルーティングすることが可能です。調査において重要となる設問設計やオンラインインタビューの実施に必要な対象者との日程調整、謝礼の手配、その他、接続サポートや録画アーカイブなど、オンラインインタビュー調査の実施までの全工程をLupeが代行します。
また、「GMO Market Observer」を、Lupe独自の運用基盤と組み合わせ、フルリモートでのオペレーション体制を活用することにより、低コストでのサービス提供を実現しています。
(※4)2020年10月時点
■特徴
カスタマーインサイトに辿り着くための「Lupe Method(※5)」を提供
Lupeのリサーチディレクターによる新規事業・新サービス開発のためのリサーチ設計支援
日本最大級の約1,933万人のパネルネットワークから調査対象者をリクルーティング
100項目以上のモニター属性情報と、13問の事前アンケートによる高精度な絞込み
業界・職種・役職などのビジネス属性によって、BtoB領域の調査にも対応
Lupeのオペレーターによる日程調整・謝礼手配などの代行
「GMO Market Observer」のDIY導入と独自のスケジュール調整システムの活用により低コストで提供
(※5)対象者自身が言語化できていない、潜在的な欲求や課題、背景にある心理状態を読み解くための調査設計のフレーム。
<ご利用イメージ>
【GMOリサーチ株式会社について】
GMOリサーチは「想いを、世界に」をフィロソフィーに掲げ、企業と生活者の関係の再構築を実現する、新しいマーケティング・ソリューション・プラットフォームを普及させる事業を展開しております。
アジア15の国・地域の約3,690万人(※5)の消費者にインターネットリサーチが可能な「ASIA(アジア) Cloud(クラウド) Panel(パネル)」のネットワークを活用して、日本のみならず世界各国の企業から調査依頼を受けています。
【株式会社Lupeについて】
Lupeは「使う人の気持ちを、創る人々の想いに」をミッションとして、オンラインインタビューを中心としたカスタマーインサイトのサービスを展開しております。
新規事業・新サービス開発における本質的課題や潜在的欲求の発見など、事業とプロダクトを飛躍させるインサイトを提供しています。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
●株式会社Lupe
TEL:050-3555-3078(代表) E-mail:info@lupe.co.jp
●GMOリサーチ株式会社
国内事業部 今成・長澤
TEL:03-5459-5565 E-mail:c-eigyo@gmo-research.jp
【GMOリサーチ株式会社】 (URL:https://gmo-research.jp/)
会社名:GMOリサーチ株式会社 (東証マザーズ 証券コード:3695)
所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者:代表取締役社長 細川 慎一
事業内容:インターネットリサーチ事業
資本金:2億9,903万円
【株式会社Lupe】 (URL:https://lupe.co.jp/)
会社名:株式会社Lupe
所在地:東京都世田谷区若林5丁目6番9-201号
代表者:代表取締役 竹田 宗平
事業内容:インターネットを通じたインタビュー調査の実施 / インタビュー調査を元にしたコンサルティング、研修の実施 / 調査結果の管理を行うサービス、ソフトウェア、アプリケーションの提供 / 企画、デザイン、開発の受託業務 / その他、上記に関わる関連業務の受託
資本金:300万円
【GMOインターネット株式会社】 (URL:https://www.gmo.jp/)
会社名:GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者:代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容:インターネットインフラ事業 / インターネット広告・メディア事業 / インターネット金融事業 / 暗号資産事業
資本金:50億円
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