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色の変更に合わせて、音質からチューニングしなおしたカラバリ機種

finalの完全ワイヤレス「TWS04K-WH」を聴く、ただの色違いだと思っちゃダメ

2020年12月30日 14時30分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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マニアのサブ機がメイン機にならないように祈る

 TWS04K/TWS04K-WHはともに、この価格帯からすると、とても高い音質でコストパフォーマンスに優れている。特に音調が心地よく、聴いていて疲れが少ない点が評価できると思う。製品としてもよくまとまっていて、使い勝手も含めた完成度が高い。音質の良い完全ワイヤレスを探している人に、勧められる製品だと感じた。

色以外、見た目の差はほぼないが、音質の違いはかなりある。

 また、ホワイトとブラックの違いが、色だけだと思っている既存ユーザーも、試聴することをお勧めする。両モデルの差はわずかではなく、聴いてすぐにわかるくらいの違いがある。ブラックをすでに持っていて、TWS04Kに惚れているユーザーなら、ホワイトバージョンも欲しくなるかもしれない。

 いずれにしても「マニアのサブ機」という別名は伊達ではないと言える。「マニアのサブ機」というと、私のようなカメラマニアはリコーの「GR28」を思い出してしまうが、サブ機の方に惚れてしまって、重い一眼レフを忘れてしまったGR28ユーザーたちのように、便利で音が良いTWS04Kだけを持ち歩くことにならないように祈りたい。

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