一般社団法人ツーリズムいすみ
ーいすみ 銀河鉄道、満点の星空行き、発車しますー
千葉県いすみ市の観光地域づくりを推進する候補DMOの一般社団法人ツーリズムいすみ(所在地:千葉県いすみ市、代表理事 出口幸弘、以下「ツーリズムいすみ」)と、いすみ鉄道株式会社(本社:千葉県大多喜町、代表取締役社長 古竹孝一、以下「いすみ鉄道」)は、いすみ鉄道を夜間貸し切りの列車内・屋外星空ツアー「いすみ銀河鉄道」を、20名限定で2021年2月6日(土)実施します。 本ツアーでは、関東の鉄道としては初めて、列車内において高精細プラネタリウム「メガスター」を設置し、走る列車の中でプラネタリウムを楽しんだ後、プロカメラマンも惚れ込んだいすみの美しい星空を、無人駅で実際に観察します。ツーリズムいすみは、これまでも農村漁村体験型教育旅行の受け入れ事業を行ってきましたが、今後幅を広げ、自然豊かな環境と首都圏へのアクセスの良さを生かし「東京に近い、手軽に田舎暮らしができる」いすみ市の魅力を伝えるための事業を開発してまいります。いすみ鉄道(株)は、今後も、地域の皆様に密着し「安全・安心」な鉄道を提供しながら、観光客を誘致し様々な分野で地域の皆様に貢献できるよう、努力を続けてまいります。
■プロカメラマンも惚れ込むいすみ市の星空の魅力とは
千葉県南東部に位置するいすみ市では、20年間 日本中の星空を撮影してきた星空写真家の草原学氏が、その美しさに惚れ込み、移り住むほどの素晴らしい星空が広がっています。いすみ の星空が魅力的な理由としては、1.いすみ市の東と南は太平洋なので、光の影響を受けることなく、夏の天の川や、冬のダイアモンドが海から昇ってくる様子を見ることができること、2.いすみ は高い山が周りになく、地上付近の低い星たちまでよく見ることができること、3.星空観察に適した冬において、降雪がほとんどないいすみ市は他の地域と比べても冬でも安心・安全に、美しい星を楽しむことができること、4.こうした好条件の美しい星空を、東京から70分(特急わかしおを利用)の距離で手軽に体験することができることなど、が挙げられます。
■いすみの星空xいすみ鉄道のコラボレーションによる「いすみ銀河鉄道」
こうした素晴らしい星空と、地域内外に根強いファンを持ついすみ鉄道とを組み合わせ、いすみならではのユニークな観光コンテンツとして地域内外のお客様に楽しんでいただくための実験的な取り組みとして、2021年2月6日(土)に「いすみ銀河鉄道」ツアーを開催します。
本ツアーでは、天の川レジンアクセサリーづくり体験や、無人駅に降り立ち行う冬の星の観察、貸切りで夜間走行するいすみ鉄道列車内でメガスター(究極のパーソナルプラネタリウム)を投影し、列車でまるで銀河を飛んでいるような、列車内でのプラネタリウム体験など、いすみの美しい星空といすみ鉄道とを存分に活用したツアーとなっています。走る列車内でプラネタリウムを上映したツアーは関東でも初めてです。なお、初めての取り組みとなる今回は、新型コロナ対策も万全を期して実施するため、20名限定での実施となります。
■「いすみ銀河鉄道」の商品化に向けて
今回、ツアーを共催するいすみ鉄道株式会社と(一社)ツーリズムいすみは、今回の取り組みの結果を踏まえた効果分析を行い、本ツアーの継続的な実施、年間を通じた旅行商品化に向けて取り組んでいく予定です。
ツーリズム いすみは、今後も、地域に眠る魅力的な自然・観光資源をお客様目線で磨き上げ、自然豊かないすみだからこそ提供できる観光コンテンツ・サービスを提供してまいります。いすみ鉄道は、今後も、地域の皆様に密着し「安全・安心」な鉄道を提供しながら、観光客を誘致し様々な分野で地域の皆様に貢献できるよう、努力を続けてまいります。
■いすみ鉄道会社古竹孝一社長のコメント
二年前に上京し、こんなに夜空が素敵だとは気付かなかった。地上を走る鉄道会社が地域と一緒になって出来る事を模索してみました。是非よろしくお願い致します。
■地域DMO「ツーリズムいすみ」出口幸弘代表理事(いすみ市商工会長)のコメント
今回、いすみ鉄道さんとの初めてのコラボレーションとなります。魅力あふれるいすみの里山・里海をあふれる海の幸、山の幸とあわせてご堪能ください。今後も、新しい取り組みを積極的に行い、地域内外のお客様にいすみの魅力をお伝えできるよう尽力してまいりますので、ご期待ください。
■いすみ市について
千葉県の南東部、房総半島の半ばに位置し、温暖な気候と肥沃な耕地に恵まれ四季折々の農作物が豊かに実ります。 また、漁業も盛んで大原漁港に水揚げされるイセエビは全国有数の漁獲量を誇り「外房イセエビ」として千葉ブランド水産物に認定されています。 気候と景観に恵まれ、美味いものに溢れ、釣りやサーフィンなどのアクティビティもあり、また東京からも70km近く、今、多くの、特に欧米や都心の方々の移住者が集まり、またワーケーションに最適の地と注目を集めています。
■一般社団法人ツーリズムいすみ概要
(一社)ツーリズムいすみ は、農泊・漁泊で海外・国内教育旅行のいすみ市内での受け入れを行ってきた「いすみ市農泊・インバウンド推進協議会」を前身とする2020年4月に設立された観光地域づくり法人(候補DMO)です。(一社)ツーリズムいすみは、今後、いすみ市における観光地域づくりの中心的役割を担いながら、自然豊かないすみ市にふさわしい、withコロナ時代における新たな観光スタイル確立に向けて邁進します。
所在地:千葉県いすみ市大原7400-8
HP: https://isumi-tourism.jp/
■いすみ鉄道株式会社概要
いすみ鉄道の歴史は約90年前にさかのぼります。始めは大正時代に木更津と大原を内陸経由で結ぶ路線として計画され、「木原線」と名付けられました。1930年4月1日にまず大原~大多喜間、1933年には大多喜~総元間、1934年には上総中野まで開通し、沿線の賑わいと共に東総元、西大原などの新駅も次々に開通しました。国鉄分割民営化まで国鉄木原線として走り続け、1988年に「いすみ鉄道」に転換されました。国鉄時代を含め、何度か廃線の危機に見舞われましたが、地域の人々が生活の足としての存続を強く願い、また多くの鉄道ファンの皆様から温かい声援を頂いていることにより今日に至ります。様々なイベント列車の運行などを企画し、日々新たな挑戦を続けています。
本社:千葉県夷隅郡大多喜町大多喜264
https://www.isumirail.co.jp/