VFRは12月9日、理経と自律制御システム研究所(ACSL)とともにVRを活用したドローン開発用エミュレーターを共同開発すると発表した。
VFRは各種産業用途に活用できるドローンの開発を進めている。開発においては現場にて実証実験を繰り返す必要があるが、実際の現場では実験を行なうには現場の作業を止める必要があるため時間を要することが課題となっていた。
新たに、理経の持つVR画像を生成する技術と、ACSLとVFRが持つドローン開発技術と実証実験の経験から、ドローン開発のための新たなエミュレーターを開発することができると考えて共同開発するに至ったという。
ドローン開発にエミュレーターを用いることで、煙突点検ドローンや閉鎖環境点検ドローンなどの用途特化型機体の実証実験を重ね、カスタマーエクスペリエンスの向上を目指すとしている。