●3. イライラ棒でパチッ!
続いては中級編として、「ライデンびん」の原理を応用したイライラ棒の作り方をご紹介します。ライデンびんとは、静電気を蓄える装置で、オランダのライデン大学で発明された事が名前の由来となっており、様々な実験に応用されています。
【用意するもの】風船、タオル、アルミホイル、透明のプラスチックカップ
【実験手順・結果】
1. プラスチックカップ2つにアルミホイルを巻きつけて、重ねます。
2. 重ねた2つのプラスチックカップの間に、細長く丸めたアルミホイル、四角く折って2つに折りたたんだアルミホイルを、カップのアルミホイルに届くまで差し込み、挟みます。
3. 細長く丸めたアルミホイルを好きな形に折り曲げます。(イライラ棒のコースになりますので、複雑にしてみてください)
4. 風船をタオルでこすって四角く2つに折りたたんだアルミホイルに近づけ、パチパチと電気をためます。これを数十回繰り返します。
5. アルミホイルで小さな輪を作ります。片手でカップのアルミホイル部分を持ち、もう片手で小さな輪を持てば、完成です。
小さな輪がイライラ棒のコースに当たってしまうと、アルミホイルにたまった静電気が体を流れて「パチッ」となります。
▼詳しい手順は、こちらからご覧ください。
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