クレディセゾンは、発行から決済まで必要な操作がすべてスマホ上で完結する新サービス「SAISON CARD Digital」を24日に開始した。プラスチックカードについては、番号や有効期限などの情報が一切記載されない完全ナンバーレスタイプが、国内初で発行される。
SAISON CARD Digitalでは、ウェブまたは専用アプリ「セゾンPortal」からの申し込みで、最短5分でカード番号を発番。同社のウェブサービスとの連携でアプリ上にカードを表示して、オンラインショップなどで利用可能。iPhoneの場合は、Apple Payに登録することでQUICPay経由で店頭でも利用できる(Google Payには来年1月対応予定)。
プラスチックカードも最短3営業日後に届けられるが、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティーコードが表裏のいずれにも表示されないタイプとなっている。
提供される国際ブランドはJCB/Visa/Mastercard/AMEX。カード利用時にほぼリアルタイムでスマホにプッシュ通知が来ることで盗難時などに対応しやすいほか、アプリ上のカード券面はユーザーがデザインを変えられるのも特長。また、ビジネス的な観点では、コラボカードが導入企業の業種、発行規模に関わらず、ニーズに応えて発行できるとのことで、すでに40社以上へのサービス提供が決定済みと公表している。
なお、2021年1月5日までに加入すると、毎月3万円以上のショッピング利用で、連続3ヵ月間、2000円をキャッシュバック、さらに5ヵ月以内に指定の携帯電話、電気料金、動画配信サービスのいずれかの支払いを登録すると、さらに追加で2ヵ月間、2000円をキャッシュバックする「デビューキャンペーン」も展開する。