ジュピターテレコムは、au MVNOとして提供しているモバイルサービス「J:COM MOBILE」において、1回60分までの国内通話が定額になるオプション「かけ放題(60分/回)」を12月2日に開始する。料金は税抜月1500円。
1回60分までにした理由としては、通話の99%が60分以内であるためとしている。また、発信時に専用アプリや番号の追加が必要なプレフィックス型ではないため、着信履歴やアドレス帳からそのまま電話をかけても定額対象になる点についてもアピールされている。
ほぼ使い放題にも関わらず、今回のような安価な通話定額オプションが提供可能になった点については、MVNOに向けた音声卸の料金改定が近いうちに行なわれる可能性が高く、それを先取ったものであると同社代表取締役社長の石川雄三氏は質疑応答の中で説明している。
J:COM TVではNetflixのセットプランを追加
ネット対応の新STB向けのサービス
また同社は、TVサービスの新プラン「J:COM TV フレックス」の提供を同じく12月2日に開始する。料金は税抜月5160円。
これまでのJ:COMのTVサービスは、従来6チャンネルが選択できる「セレクト」、54チャンネルの「スタンダード」、65チャンネルの「スタンダードプラス」の3プランを用意しており、スカパー!などでも放送されているチャンネルが中心だったが、J:COM TV フレックスはNetflixがセットにしている(ベーシックプラン)。J:COMは昨年11月に「J:COM LINK」と呼ばれる新STBによるサービスを開始。J:COMが配信する専門チャンネルや地デジ/BSの4K放送、VOD番組のほか、YouTubeやTver、Netflix、DAZNなどのネット動画配信サービスの視聴にも対応していた。
Netflixとセットとして、J:COM側のチャンネルも「スポーツ・音楽・総合エンタメ」「映画・ドラマ・アニメ・ドキュメンタリー」(ともに27チャンネルずつ)の2つのセットから選択が可能になっている。
公開当初、記事タイトルに間違いがありました。お詫びして修正いたします。(11/17 19:30)