ビジネス上の目的を選択し、指定されたデータを用意するだけでAIによるデータ分析を行える「datagusto」のクローズドβをリリース
株式会社datagusto
ビジネス現場がノンプログラミング、データ分析知識不要でデータ活用が可能に。
株式会社datagusto(本社:東京都港区、代表取締役:パー麻緒)は、2020年11月16日より、「解約予測」「受注確度予測」「顧客分類」などビジネス上の目的を選択し、指定されたデータを用意するだけで、目的に応じたAIが自動で開発され、即座にビジネスでのデータ活用を開始できるSaaS型セルフAIツール「datagusto」のクローズドβの提供を開始します。
レシピに沿ってデータ(材料)を集めるだけでAIによるビジネス上の目的に合わせた分析を行えるdatagusto
従来のAI開発は、ビジネス上の目的と開発するAIモデルのすり合わせや、膨大なデータの準備、慎重な検証などの多くの工程があり、プロジェクトが複雑化、長期化する傾向にありました。また近年では、AI開発工数を削減するノーコードのAI開発サービスも多く生まれていますが、データサイエンスの専門知識自体は必要なため、ビジネスユーザ側で利用できるシーンは限定されています。
datagustoは、「データサイエンティストのAI開発工数を削減するツール」ではなく、「ユーザによるデータの活用を実現するツール」です。
レシピ活用例
ユーザが「受注確率予測」「解約見込み顧客抽出」といったビジネス上の目的が記載された「レシピ」を選び、指定されたデータ(材料)を用意するだけで、目的のデータ活用が実現できます。すでに複数の大手企業において「受注見込精度の向上」「顧客別最適テレアポ時間の予測」など営業現場での活用を目的とした実証実験が始まっており、「テレアポ時間の予測」では、5%未満であったテレアポ率が約20%まで上昇するといった成果も挙がっています。
datagusto(ベータ版)のサービスの特徴
レシピは「ビジネス上の目的」で選択
「受注確度予測」「定期契約の解約候補抽出」「提案すべき商材の選択」「テレアポ時間の予測」「不正可能性経費申請抽出」「CVR率予測」など、レシピは「ビジネス上の目的」で選択します。レシピ選択にあたって「この課題は予測系だから、選ぶべきアルゴリズムは、、、」といった専門的な知識は一切、不要です。
データサイエンスのプロセス、処理をテンプレート化
データサイエンスのプロセス、処理をテンプレート化datagustoの「レシピ」には、「ビジネスの目的」に対応した、学習アルゴリズムの選択、適切な説明変数の選択など複雑で多岐に渡るAI開発工程も組み込まれています。ユーザがレシピを選びデータを投入すると、datagustoが自らレシピに沿ってAIやデータ処理を完成させるため、ユーザは、レシピの背後にあるこれらのAIや、アルゴリズム、処理などを意識することがありません。
学習データの入力は、コピー&ペーストでも
AIの開発に使うデータは、レシピに「用意すべき材料(データ)」として記載されています。このデータの入力は、「ファイルの選択」の他、指定エリアへの「コピー&ペースト」でも入力が可能です。datagusto(ベータ版)は、直観的な操作が可能で、誰でも簡単にご利用いただけるサービスとなっています。
1ユーザあたり年間10万円~の価格設定
従来のAI開発では、数百万から、大規模であれば数千万円規模の開発費用がかかります。一方でdatagustoは1ユーザあたり10万円~の価格で提供いたします。
製品利用イメージ
STEP1 ビジネス上の目的にあったレシピを選択
STEP2 レシピに指定のデータを入力。datagustoがAIの開発
STEP3 AI による分析結果を参照
「こういうときはどうなるんだろう?」想定値を入力すると、AIが予測し、結果を返してくれます。
シナリオを複数作成し、提案、共有することも可能です。
datagustoは、今後、ユーザがレシピを編集したり、レシピ自体を開発したりできるツールのリリースを予定しています。この機能により、さらに幅広い場面での活用が実現される見込みです。
※製品の仕様と情報は、予告なく変更される可能性があります
datagusto ベータ版導入関係、ならびに報道関係問い合わせ先
株式会社datagusto
https://www.datagusto.jp/
東京都港区六本木4-2-45 高會堂ビル2階
パー麻緒
mao.parr@datagusto.jp