デル・テクノロジーズは11月6日、「Dell デジタルハイエンドシリーズ UP3221Q 31.5インチ 4K HDR USB-Cモニター」を発売した。価格は45万6588円。
本製品は、2000 mini-LEDダイレクトバックライトを搭載した31.5型プロフェッショナル向けモニターで、4K HDRコンテンツの作成と表示が可能。VESA DisplayHDR 1000に対応し、最大輝度は1000ニット。HLG(ハイブリッド ログ ガンマ)設定を使用すると、HDRコンテンツの視聴や動画作成が可能。解像度はウルトラHD(3840×2160ドット)、140ppi。IPSパネルによる広視野角で一貫性のある鮮やかな色彩と、補正機能による均一な輝度を実現したとする。
通常のsRGBよりもおよそ25%多い、DCI-P3の99.8%、Adobe RGBの93%、BT.2020の83%をカバーし、DCI-P3対応デバイス向けに、より広い色彩の幅でのビデオコンテンツの作成と表示が可能という。
10ビット パネルと10億7000万の色深度で、暗い部分でも影の細部にわたって色彩のグラデーションを鮮明に再現するという。99.8%のDCI-P3と平均Delta-E 2未満で工場出荷時にキャリブレーション済み。さらに、モニターのみで内蔵のCalman搭載の測色計を使用して、必要な時または定期的なモニターのキャリブレーションが可能。モニター前面にはUSB Type-Aポートを備え、外付けの測色計も使用できる。3D LUT(ルック アップ テーブル)を使用した色のパラメーターのカスタマイズや、書き込み可能な1Dおよび3D LUTを使用してカスタマイズした色の設定が可能。
Thunderbolt 3を搭載し、4Kモニターを最大2台まで接続できる。遮光フードや画面設定を調整できるジョイスティック、はめ込み式ケーブル カバーを搭載する。モニターは回転、上下左右の傾きを調整し、さらに160mmの範囲で高さを調整できる。
管理ソフト「Dell Display Manager」で、クイック アクセス キー、より多くの事前定義済みテンプレートを備えた拡張Easy Arrange機能、リモート モニター制御、アセット管理ができる。