柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第328回
これからiPhone 12購入を考えている人に
新しいiPhoneの選び方、データの移し方、自慢の仕方を教えます
2020年10月30日 12時00分更新
10月16日、iPhone 12とiPhone 12 Proがお目見えし、11月6日にはiPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxも予約が始まる。今回は、この4モデルのiPhoneを選ぶ際のポイントと、購入したときのデータ移行のやり方、そして「iPhone 12どう?」と言われたときのために自慢の仕方を紹介しよう。
iPhone 12選びはコストと性能と
サイズのバランスを見極めよう
新しいiPhone 12シリーズに興味津々の人も多いことだろう。今回はiPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxと4つのラインナップになっている。
まずは、価格をチェックしよう。256GBのストレージを搭載しても10万円を切るiPhone 12 miniのコストパフォーマンスが目立っている。iPhone 12も1万円前後高くなるが、手頃な価格となっている。一方、iPhone 12 Proシリーズは一番安価なProの128GBモデルでも10万円を超えている。
とは言え、64GBだとインストールできるアプリや保存しておける写真・動画の限度が小さくなってしまう。外部ストレージに頼れないので、最低でも128GB以上を選びたいところだ。
iPhone 12シリーズの価格
(Apple StoreでのSIMフリー版、税抜)
iPhone 12
- 64GB 8万5800円
- 128GB 9万800円
- 256GB 10万1800円
iPhone 12 mini
- 64GB 7万4800円
- 128GB 7万9800円
- 256GB 9万800円
iPhone 12 Pro
- 128GB 10万6800円
- 256GB 11万7800円
- 512GB 13万9800円
iPhone 12 Pro Max
- 128GB 11万7800円
- 256GB 12万8800円
- 512GB 15万800円
ディスプレーサイズはiPhone 12 miniが5.4型、iPhone 12とiPhone 12 Proが6.1型、iPhone 12 Pro Maxが6.7型となる。数値だけ見ると、iPhone 12 miniの5.4型はミニじゃないでしょう、と感じるが、なんと4.7型ディスプレーの第2世代のiPhone SEやiPhone 8よりも本体がずっと小さくなっているのだ。アップルによると、世界で最も小さく、薄く、軽い5Gスマホだという。
デザインも一新され、iPhone 5のような見た目になっている。しばらく、曲面が特徴的なデザインだったので、とても新鮮。好みの問題になるが、筆者としてはとてもかっこよく感じる。
ディスプレーや本体のサイズは手の大きさや好みで選べばいい。写真や動画をよく見るなら、大きい方が適している。
小さい方がいいが、第2世代のiPhone SEでは小さすぎると言う人も、前述の通りiPhone 12 miniの方がディスプレーは大きい。筆者の周りでは、iPhone 12 miniを買う、と言う人が多かった。
ちなみに、筆者はいち早く触りたい&高機能が好き、ということでiPhone 12 Pro 256GB(ゴールド)を購入した。
目立つ機能も比較してみよう。リアカメラとフロントカメラは共に1200万画素。カメラはiPhone 11シリーズと同様、iPhone 12とiPhone miniが広角と超広角レンズを搭載し、iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxが望遠を加えた3眼レンズとなっている。
手ぶれ補正機能はiPhone 12とiPhone 12 miniが光学式、iPhone 12 Proがデュアル光学式、iPhone 12 Pro Maxがセンサーシフト式となる。光学式のようにレンズではなく、センサーを動かして補正してくれるiPhone 12 Pro Maxは手ぶれに強くなりそうだ。
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro MaxのカメラはさらにLiDARスキャナにも対応する。被写体までの距離を計測するセンサーで、オートフォーカスが高速になるというメリットもある。
iPhone 11とiPhone 11 Proでは、ディスプレーのタイプが液晶と有機ELと異なっていたが、iPhone 12シリーズはすべて有機ELのSuper Retina XDRディスプレーを搭載している。
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