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スマホからリバース充電できる機能は非常に便利

期待以上にラグジュアリー! 「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」1週間レビュー

2020年10月07日 09時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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新たに追加された「スキー」モードのスタート画面

本気のアスリートはもちろん、ゆるめの健康管理にも役立つ

 HUAWEI WATCH GTシリーズは、運動をトラッキングして、活動量を記録できるワークアウトモードが充実しています。GT 2 Proには、100種類以上のモードがプリインストールされていて、そのうち17種類は本格的なデータ分析が行われる「プロスポーツモード」に対応しています。

 GT 2 Proから新たに追加されたプロスポーツモードは「スキー」と「ゴルフ」。しかし、筆者が試用した期間にスキーをする機会はなく、というか、そもそもスキーを楽しむ習慣はなく、ゴルフもやらないで、残念ながら、これらの新機能の使い勝手を試すことはできませんでした。

「スキー」モードで計測・記録できるデータ

「ゴルフ」はスイングの分析ができる。手元にあった棒をスイングして試してみたが認識されなかった。ちゃんとゴルフをした場合のみに有効になるようだ

 そこで、従来モデルから継承されている機能ではありますが、スポーツジムに行った際に「屋内ウォーキング」、散歩するときに「屋外ウォーキング」といった、本気でスポーツをしていない人でも気軽に使えるモードを試してみました。これらのモードは、自分で選択して起動できるほか、およそ5分以上歩き続けていると自動で認識して「トラッキングを開始しますか?」と教えてくれるようになっています。

「屋内ウォーキング」モード起動中の画面。1.39インチの有機ELディスプレイは、小さな文字もハッキリと表示されるので見やすい。(※画面がぼけているのは、筆者の手ブレによるものです。すみません)

走行距離が1kmを超える度に、また新記録が出たりすると、画面表示と振動で知らせてくれる。英語による音声も出せるが、筆者はオフにしていた

ワークアウト結果は確認でき、ペアリングしているスマホに自動で転送される

スマホの「ヘルスケア」アプリでは、GT 2 Proの画面では表示できない、より多くの情報を表示可能

心拍数の推移を振り返ったりもできる

 従来モデルから搭載されている睡眠モニタリングも試してみました。睡眠の質を分析できる機能ですが、2週間持つバッテリーを搭載しているからこそ、積極的に利用できる機能とも言えるでしょう。

ウォッチを着けたまま寝るだけで睡眠をトラッキングし、分析結果が表示。快眠のためのアドバイスも表示される

ストレスをチェックできる機能も搭載。ストレスを軽減するための「呼吸エクササイズ」というメニューも用意されている

 なお、グローバル版のGT 2 Proには、SpO2(血液酸素飽和度)を測定できる機能がありますが、日本向けモデルでは利用できません。ファーウェイ・ジャパンに確認したところ、許可の問題で搭載されていないようで、今後のアップデートで使えるようになる可能性はあるようです。SpO2はApple Watchにも搭載されて注目されている機能ですよね。筆者は病院に行く度に測られているので、自分でチェックして目安がわかるようになればいいなぁと、今後の対応に期待しています。

「ヘルスケア」アプリには、すでに「SpO2」という項目が用意されている

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