本気のアスリートはもちろん、ゆるめの健康管理にも役立つ
HUAWEI WATCH GTシリーズは、運動をトラッキングして、活動量を記録できるワークアウトモードが充実しています。GT 2 Proには、100種類以上のモードがプリインストールされていて、そのうち17種類は本格的なデータ分析が行われる「プロスポーツモード」に対応しています。
GT 2 Proから新たに追加されたプロスポーツモードは「スキー」と「ゴルフ」。しかし、筆者が試用した期間にスキーをする機会はなく、というか、そもそもスキーを楽しむ習慣はなく、ゴルフもやらないで、残念ながら、これらの新機能の使い勝手を試すことはできませんでした。
そこで、従来モデルから継承されている機能ではありますが、スポーツジムに行った際に「屋内ウォーキング」、散歩するときに「屋外ウォーキング」といった、本気でスポーツをしていない人でも気軽に使えるモードを試してみました。これらのモードは、自分で選択して起動できるほか、およそ5分以上歩き続けていると自動で認識して「トラッキングを開始しますか?」と教えてくれるようになっています。
従来モデルから搭載されている睡眠モニタリングも試してみました。睡眠の質を分析できる機能ですが、2週間持つバッテリーを搭載しているからこそ、積極的に利用できる機能とも言えるでしょう。
なお、グローバル版のGT 2 Proには、SpO2(血液酸素飽和度)を測定できる機能がありますが、日本向けモデルでは利用できません。ファーウェイ・ジャパンに確認したところ、許可の問題で搭載されていないようで、今後のアップデートで使えるようになる可能性はあるようです。SpO2はApple Watchにも搭載されて注目されている機能ですよね。筆者は病院に行く度に測られているので、自分でチェックして目安がわかるようになればいいなぁと、今後の対応に期待しています。