ファーウェイが10月2日、スマートウォッチの新モデル2機種を発売しました。ひとつは2週間の電池持ちをセールスポイントとする「HUAWEI WATCH GT」シリーズの最新機種「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」。もう1機種は、リストバンド並みの軽さに多彩なスポーツ機能を搭載した「HUAWEI WATCH FIT」です。
筆者は、プライベートでもファーウェイのスマホとスマートウォッチを使っていて、現在は「HUAWEI WATCH GT 2」(2019年10月発売)を「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」(2020年3月発売)とペアリングして使っています。GT 2の性能や使い勝手には十分満足していますが、「GT 2 Proはどこが進化したのか?」「GT 2からGT 2 Proに乗り換える価値はあるのか?」を1週間みっちり使ってみました。
2本のベルトを使い分けられるクラシックモデルがオススメ
いきなり結論を言うと、HUAWEI WATCH GT 2 Proを腕に巻いた瞬間に「うわ、いいな!」「買いたい!」と思ってしまいました。装着感が従来モデルよりも圧倒的に良いし、外観もパッと見でわかるほどに贅沢な印象に仕上がっています。
フェイスにはサファイアガラスを用いて、ボディにはチタン素材。そして、直接肌に当たるケースの裏面(心拍センサー部)にはセラミックが採用されています。スマートウォッチに限らず、新しい腕時計を着けると、腕に馴染むまでは違和感を覚えがちなんですが、GT 2 Proは、すぐに腕に馴染みました。
GT 2 Proは、本革ベルトのクラシックモデル(3万5800円)と、耐久性に優れた「フルオロエラストマー」という素材のベルトが付くスポーツモデル(3万1800円)から選べます。筆者が借りたのはクラシックモデルですが、そのクラシックモデルには、交換用のフルオロエラストマーベルトも同梱されています。
フルオロエラストマーは、Apple Watchのベルトにも使われいる素材で、筆者が現在使っているHUAWEI WATCH GT 2(46mm/ブラック)のベルトもそうです。水にも汗にも熱にも強く、スポーツとの相性は◎。汚れてもバシャバシャと洗えます。なので、筆者は、普段はフルオロエラストマーベルトを付けて、取材や打ち合わせに出かけるときだけレザーベルトに付け替えていました。スポーツモデルの価格+4000円で本革ベルトが付くわけですから、個人的には、クラシックモデルが断然お得だと思います。