ファーストアカウンティング株式会社
OCRソリューション「Remota」が「Concur Invoice」とシームレスに連携、経理業務の省力化
ファーストアカウンティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 森 啓太郎、以下 ファーストアカウンティング)は、株式会社コンカー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:三村 真宗、以下 コンカー)の「Concur(R) Invoice」へ自動データ連携をするOCRソリューション「Remota」の提供を開始しました。
ファーストアカウンティングが提供する「Remota」は、経理業務に特化したAI Cloudサービスです。新型コロナ感染症の拡大に伴い、2020年4月よりサービスを開始しました。「Remota」は、AI-OCRの機能で証憑を読み取ることができ、さらにはAIにより経理の一連の業務を自動化することができます。
「Remota」が自動データ連携をする「Concur Invoice」は、SAP Concurの請求書管理クラウドです。従来からの紙を基本とした請求書管理は入力の負担や保管コストがかかるだけでなく、昨今ニーズの高いテレワークの実施を阻害する要因にもなっています。「Remota」は「Concur Invoice」と連携することにより、経理部門のリモートワークの実現に貢献します。さらに定型的な経理業務をデジタル化することで、人材リソースを戦略的な経理業務に活用することが可能になります。
連携イメージは以下の通りです。まず、「Remota」はPDFの請求書が添付されたメールを受け取ると、AIで請求書の内容(日付・金額・発行元会社名・発行元口座情報など)を読み取ります。また、紙の請求書の場合は、スキャンしたPDFをクラウドストレージにアップロードすると「Remota」が情報を読み取ります。
読み取った内容に対して17項目のベリファイと言われる確認作業と整合性チェックが行われ、「Remota」上で結果を確認することができます。確認もしくは修正が必要な請求書とその項目が「Remota」上で表示されます。必要があれば、「Remota」上でデータを修正することができます。「Remota」上のデータが整ったら、「Concur Invoice」へデータ連携します。 「Concur Invoice」とはAPIで連携しているので、「Remota」の画面上にある「Concur Invoice」へエクスポート」ボタンを押すだけで自動的にデータ入力が行われます。これに加え、請求書画像もConcur Invoiceへ連携されます。
「Concur Invoice」利用者は、SAP(R) Concur App Centerからお申込みいただくことで、「Remota」をご利用いただけます。
■株式会社コンカーについて
世界最大の出張・経費管理クラウド SAP Concur の日本法人で、2010年10月に設立されました。『Concur Expense(経費精算・経費管理)』・『Concur Travel(出張管理)』・『Concur Invoice(請求書管理)』を中心に企業の間接費管理の高度化と従業員の働き方改革を支援するクラウドサービス群を提供しています。
コンカーの詳細については https://www.concur.co.jp をご覧ください。
■ファーストアカウンティング株式会社について
「経理、その先へ」――経理業務の効率化により、経理部門が戦略的な経理業務に注力することができ、企業の生産性向上をもたらします。戦略的経理へ革新を進められる経理業務の効率化ソリューション「Robota」とRobotaシリーズの機能を組み込んだAIプラットフォームサービスとして「Remota」を提供しています。Robotaは、深層学習を通じて経理特有の証憑書類の形式をあらかじめ学習したAIと、AIが読み取った値を自動でチェックするロジックチェック機能を備えたクラウドサービスです。
ファーストアカウンティングの詳細な情報は https://www.fastaccounting.jp/ をご参照ください。
■AIプラットフォーム「Remota」について
経理業務に特化したAIプラットフォーム「Remota」は、AI-OCRの機能で証憑を読み取るだけではありません。経理の一連の業務をAIにより自動化することができます。
95%以上の高い読取精度を誇り、確認作業最大7割削減、AIによる勘定科目の自動仕訳で経理業務を効率化します。座標設定により画像を読み取る帳票系のAI-OCRと違い、深層学習(Deep Learning)の成果を活用して文字認識精度の向上を図っています。
▼Remotaの製品カタログはこちら
https://www.fastaccounting.jp/whitepapers/20200905/1358/
すべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。これらの名称、商標およびブランドの使用は、承認を意味するものではありません。