テレビ機能やBlu-ray Discドライブも搭載、仕事にエンタメに使えるマルチな1台
デザインも音も映像も、洗練された筐体にTV機能や音声操作など便利機能が詰まった、まさに“オールインワン”PCの<LAVIE Home All-in-one>
普段使いならストレスなく快適
メインストレージのSSDもかなり高速!
<LAVIE Home All-in-one>の主なスペックは、Core i7-10510U、8GBメモリー、約256GB SSD+3TB HDDという構成だ。
「PCMark 10」でマシン全体の性能をチェックしてみたところ、総合スコアが4216になった。詳細をみていくと、アプリケーションの起動時間・ブラウザーの描画といった数値を見る「Essential」が8204、WordやExcelなどのビジネス系アプリケーションの動作能力を見る「Productivity」が7176、3Dグラフィックス描画や画像、動画の編集能力を示す「Digital Content Creation」が3456という結果になった。
モバイル向けのCPUを搭載している分、デスクトップ向けと比べるとややスコアは下がるが、ウェブブラウジングや動画閲覧、Officeソフトでの作業であれば問題なく快適にこなせる。写真・動画編集においても、よほど負荷が高い作業でなければある程度はこなせるだろう。
CPUの性能をチェックできる「CINEBENCH R20」は、マルチコアが1617pts、シングルコアが450pts。マルチコアはそこそこだが、シングルコアのスコアは高め。負荷が高めなクリエイティブ作業に関しては厳しい部分があるかもしれないが、普段作業などであればサクサクできるスコアだ。
メインストレージである約256GB SSDの速度を、「CryStalDiskMark」で計測したところ、シーケンシャルリードで3192.70MB/秒というかなり高速な結果に。OSやアプリの起動に関しても申し分なく速く、ストレスはない。
別途搭載しているHDDは大容量なので、写真や動画データを保存しておいたり、ときどき確認する必要がある書類やデータを保管しておくのにも利用できる。ただし、速度はSSDと比べると遅くなるので、メインで使うアプリなどはSSDにインストールしておくといいだろう。
最後に、一応「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」をチェック。標準品質(デスクトップPC)、1920×1080ドット、フルスクリーンでチェックしたところ、2379(普通)となった。ゲーミングパソコンではないもののFFXIVなどであれば、設定次第ではプレイできるだろう。暇つぶしにブラウザーゲームを遊ぶくらいなら楽に可能だ。
テレビとパソコンを1台にまとめたい人や、
家族用としてリビングに1台パソコンを置いておきたいなら最適
<LAVIE Home All-in-one>は、高音質スピーカーやWebカメラをはじめ、日常を快適にしてくれる機能がすべて詰まった“オールインワン”パソコンだ。テレビ機能や光学式ドライブを内蔵しているため、パソコンとしてだけでなく、テレビや映画を楽しむディスプレーとしても使用できる。
部屋が狭いけどパソコンとテレビどちらも置きたい、リビングで家族で使えるマシンが1台ほしいという人にはピッタリではないだろうか。スタイリッシュなオールインワンパソコンを探している人は、<LAVIE Home All-in-one>を検討してみてほしい。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | HA970/RAシリーズ |
CPU | Core i7-10510U(1.8GHz~最大4.9GHz)、4コア/8スレッド |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 約256GB SSD+約3TB HDD |
内蔵ドライブ | Blu-ray Discドライブ |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 |
内蔵カメラ | 720pWebカメラ |
インターフェース | USB 3.1×2、USB 3.0×3(うち1ポートはパワーオフUSB充電機能付き)、ヘッドフォンマイクジャック、HDMI入力、有線LAN端子、地上デジタル・BS・110度CSデジタル放送アンテナ入力端子、miniB-CASカードスロット、SDカードスロット(SDHC/SDXC) |
サイズ(ディスプレー最小傾斜、カメラ収納時)/重量 | およそ幅615.4×奥行186.3×高さ36.1mm/約10.7kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |