リーズナブルながら高級感のあるつくりも魅力
10万円&2kg切りで120Hz対応、Ryzen 5 4600Hと1650 Ti搭載のGALLERIA(ガレリア)コスパゲーミングノートが大変よい
2020年09月19日 13時00分更新
2020年に入ってからの「GALLERIA」は、10万円前後でコストパフォーマンスのいいゲーミングノートパソコンを多く展開している。とくに、GeForce GTX 1650や1650 Tiを搭載したモデルのバランスがよく、ゲームからWork From Homeまで幅広く活躍してくれる仕上がりだ。
また、リーズナブルなマシンのコストカットでの影響が出がちな熱処理についても、キーボード面の温度上昇を極力抑え、使い勝手へのこだわりも明確。今回は、Ryzen 5 4600Hを搭載した「GALLERIA GR1650TGF-T」をチェックしていく。
GALLERIA GR1650TGF-Tは、15.6型ディスプレーを搭載するゲーミングノートパソコンになる。エントリーラインの価格帯だが、Ryzen 5 4600H(6コア/12スレッド)、GeForce GTX 1650 Ti搭載と十分な性能を持ちつつ、重量約1.9㎏、厚さおよそ20.5㎜と、15.6型のなかでは軽く薄いほうであり、屋内であれば余裕で移動可能。また、たまに出先に持ち込むにしても、問題なくリュックに入れて持ち運べる。
筐体の天板やキーボード面に軽い金属を採用しており、堅牢性と軽量化に成功している。ベゼルは約7㎜と細いほか、リフレッシュレート120Hzに対応しており、より没入感を得やすくなっているのもポイントだ。また実際に触れてみると、高級感もあり、サードウェーブの意欲的なモデルであるのも体感できるだろう。
インターフェースは、用途に応じて振り分けやすくなっている。左側面にUSB 2.0、ヘッドフォン端子、マイク端子、有線LANがあり、右側面にUSB 3.2 Gen1 Type-A×2、SDカードリーダー、背面にはmini DiplayPort出力×2、HDMI出力×1、USB 3.2 Gen2 Type-Cがある。
設置する場所によっては有線LANケーブルが邪魔になる場合もあるが、本機はWi-Fi6対応でもあるほか、背面のUSB Type-Cに有線LANポート増設機器を取り付けるのもアリだ。
キーボードはアイソレーションタイプで、テンキーがある。バックライトはプリインストールされている「Gaming Center」で変更可能だ。もちろん、消灯にも対応する。たわみもなく、打鍵しやすい部類に入るだろう。テンキーもあるため、自宅でのデータ入力が多い場合も重宝するハズだ。またタッチパッドの指滑りもよく、クリックもほどよいフィードバックになっている。
さて、キーボード面右上には電源とモード切替ボタンがある。モードはOfficeモードとゲームモードの2つ。モード切替ボタンを押すごとにモードが変更される。このモードは電源設定とファンの回転数を調整するもので、ゲーム時はゲームモード、ゲーム以外のときはOfficeモードが基本だ。もちろん、簡単な動画処理やファイルサイズの大きい資料を開く際などはゲームモードのほうがスムーズであり、サクッと変更できるのはなかなかいい機能だ。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | GALLERIA GR1650TGF-T |
CPU | Ryzen 5 4600H |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 Ti+AMD Radeon グラフィックス |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 512GB SSD(M.2接続/NVMe対応) |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、リフレッシュレート120Hz |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB 3.2 Gen2(Tyep-C)、USB 3.2 Gen2×2、USB 2.0、マイク入力、ヘッドフォン出力、HDMI 2.0出力、mini DisplayPort出力 |
サイズ/重量 | およそ幅359.8×奥行243×高さ20.5mm/約1.9kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |