株式会社ケップル
-アーリーステージのスタートアップに多い決議形式に対応- https://kabunushi-soukai.cloud/
スタートアップ支援に特化したSaaS運営、教育、データベース事業を行う株式会社ケップル(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 神先孝裕、以下ケップル)は、非上場企業の株主総会の手続きを全てオンラインで完結させるサービス「株主総会クラウド」に「みなし決議」形式に対応した機能を新たに追加したことをお知らせします。これにより、委任状形式のみならず、より多くの株主総会を開催するシーンにおいてご利用いただけるようになります。
■開発背景
「みなし決議」形式では、通常の「委任状」形式とは違い、書面上のみで決議し実際に株主総会を開催する必要がなく、株主総会招集手続きを省略することができます。具体的な手続きの違いとしては、「招集通知」ではなく「提案書」を株主へ送付し、全株主から決議事項に対する「同意書」を回収します。「みなし決議」形式を用いると書面上での決議で済ますことができ、株主総会の開催を省略することができるので、特にアーリーステージのスタートアップ企業で比較的多く採用されているスキームです。
しかしながら、必ず株主「全員」の同意が必要となる為、「紙」で手続きを行うと全株主の同意書の回収業務が負担になっていました。さらに、株主(特に個人株主)にとっても提案書の受け取りと同意書への捺印、返送は非常に手間がかかる作業でした。企業側と株主双方から、業務が遅延し課題感が大きいという声を多くいただき、本機能のリリースに至りました。
■「株主総会クラウド」概要
URL:https://kabunushi-soukai.cloud/
「株主総会クラウド」は、スタートアップや中小企業を中心とした非上場企業の株主総会において、招集通知の送信、委任状の回収、開催履歴の管理をオンラインで完結させるサービスです。紙による煩雑な作業を省くことで、企業の業務効率化を実現します。
主な機能:
1. 招集通知をメールで一括送信
企業側は、作成した招集通知をPDFでアップロードし、参加株主情報/開催日時/場所情報を設定。
設定した内容をもとに、招集通知と委任状を株主にメールで送信します。
2. 委任状の回収
メールを受信した株主は、参加方法/各議案事項の賛否をオンライン上で回答。
回答内容は委任状として企業側に送信され、委任状の控えが株主側に送信されます。
3. 進捗管理
開催中の株主総会に関して、回答状況や、各議案への賛否をリアルタイムで更新。
企業側は進捗をオンライン上で閲覧可能です。
4. 履歴管理
終了した株主総会の開催履歴を管理。オンライン上で閲覧可能です。
直近の機能改善:
・企業側による株主の回答画面アクセスの把握。
・株主の署名が自動生成される委任状などのファイルへ印影表示化。
・株主の受領メールに招集通知送信時などのコメント(改行も含む)が反映。
■9月まで、リリースキャンペーン開催中
2020年9月までは「株主総会クラウド」を無料(※)でご利用頂けます。
(※)2020年9月末までに招集が行われる株主総会が対象であり、株主総会の開催日が2020年10月以降でもキャンペーンは適用されます。
■株式会社ケップルについて
株式会社ケップルは、「Create New Industries」をビジョンに掲げ、スタートアップや投資家のファイナンス業務支援を中心に事業を展開しています。2018年8月には、未上場株式管理ツール「FUNDBOARD」をリリース。2019年8月には、スタートアップ・投資家のための学びの場「KEPPLE ACADEMY」スタートさせ、同年11月に有料受講者数累計1000名を突破しました。2020年4月にはスタートアップのための資金調達支援サービスとして「FUNDBOARD for Startups」をリリースしました。さらに、スタートアップ情報専門動画メディア「STARTUP TV」を運営し、スタートアップ企業情報を大企業や投資家の方々に提供していきます。日本経済新聞社や野村総合研究所と資本業務提携を締結しており、今後も世界中のスタートアップと投資家を支援することを目指しています。
株主総会クラウド:https://kabunushi-soukai.cloud/
FUNDBOARD : https://fund-board.com/
STARTUP TV :https://startup-tv.jp/
【会社概要】
会社名 :株式会社ケップル
住所 :東京都渋谷区神泉町10-10 VORT渋谷神泉7F
設立 :2015 年 2月23日
代表者 :神先孝裕
事業内容 :スタートアップとスタートアップ投資家のためのインフラ創出
URL : https://www.kepple.co.jp/