ダイドードリンコは8月25日、商品選択ボタンなど自販機の接触部分にコーティング剤を塗布した「抗ウイルス対応自動販売機」の展開したと発表した。8月18日から順次開始している。
昨今の公衆衛生意識の高まりにより自販機に対する見方も変化していることを受け、これまでの巡回時に毎回消毒剤を塗布するなどの対応に加え、特殊なコーティング剤(抗ウイルス剤)を施したという。
コーティング剤はヤマモトホールディングス製「ドクターハドラス」。ガラスへの塗布により空気と反応して被膜を作り、汚れや傷から守るだけでなく抗菌・抗ウイルスの効果がおよそ5 年間(使用環境により効果は異なる)持続するという。
ダイドードリンコでは抗ウイルス対応自動販売機をおよそ1万台展開予定(既存自販機含む)、鉄道関連施設や高速道路のSA/PA などへ先行展開する予定。