NTTドコモとインターメディアプランニング(IPI)は8月19日、雑談対話サービス「かたらい」をSlackアプリとして提供すると発表した。8月20日より提供開始する。
組織内での雑談はチームに対する安心感や、メンバー間の信頼関係を深めたりする上で重要とされる一方、リモートワークの普及に伴い対面での雑談の機会が減少しており、チャットツール上での雑談の活性化が求められているという。かたらいSlackアプリを雑談用チャンネルに追加するだけで、利用者の投稿内容に反応して雑談や 言葉遊びを披露したり、なぞかけやクイズを自動で投稿、メンバーの投稿を促進し、相互コミュニケーションの活性化が期待できる。
IPIが提供するかたらいは、NTTドコモの対話AI技術を活用してキャラクターが簡単に会話できるようにするチャットボット型の雑談提供サービス。どんな話題にも応答できるよう4000万以上のシナリオがあらかじめ用意されており、利用者が雑談用シナリオをセットアップする必要がなくすぐに利用できる。今後、利用者の反応や利用状況などの検証を行ない、さらなる機能追加を検討するほか、Slack以外のチャットツールへも展開する予定という。