GREEN-FUNDING限定、利便性はもちろん、音質の改善にも注目!
無くしても安心な、世界初の完全ワイヤレス「Indy Fuel」──紛失防止タグTile付き
2020年08月12日 13時00分更新
タッチ操作によるモード切替はコツが必要
アンビエンスモードも自然で、再生中の音楽の音色感の変化などはあまり意識せず、使い続けられた。
Indy Fuelを聴いていると、音楽はもちろんだが映画やラジオといったものの聞きやすさも実感できる。迫力感がありつつも明瞭なセリフなので、iPadなどでNetflixを見るといった使い方にも没頭できそうだ。
実際に使ってみるとタッチ操作の入りに少しコツが要る(特に3タップのアシスタント起動や、長押しを併用するアンビエントモードやEQの切り替え)が、ここはあまり頻繁には切り替えず、スマートフォン側のアプリ操作なども併用して、慣れていってほしいところだ。
通話時のマイク音声についても改善が加えられているとのこと。ここは先ほどのブライアン氏も触れていた部分だ。
やや帯域が狭く声が遠い印象があるものの、2つのマイクを使って周囲のノイズ(空調ファンの音など)はしっかり除去する。声に絞った集音をするので最近増えてきたウェブ会議などでも使うのも現実的ではないだろうか。別売のワイヤレス充電機と組み合われば、机の上に置いておいて必要に応じて取り出して会議に入るというスタイルもスムーズだ。
このようにIndy Fuelは多機能と音質、そしてなるべく小さなサイズのバランス感に優れた製品であり、その実現に苦心したとブライアン氏も話していた。
まずは上質感あるブラック中心に、奇抜なカラバリも期待!
最後にカラバリについて。Indy Fuelは基本がブラック、GREEN-FUNDINGでは数量限定でグレーも用意されている。スカルキャンディというとカラフルなカラーも魅力であるため、このあたりをどう考えているかも聞いてみた。
ブライアン氏によると、Indy Fuelは高級感・アップグレード感を出すため、コンサバティブなブラックとグレーの色を選択している。実はIndy Evoにはミントカラーなどがあるが、Indy Fuelでは落ち着いたトーンで安定感のある色彩が選ばれている。
なお、赤など鮮烈な印象のカラーを好むユーザーに対しては、耳掛けスタイルの「PUSH ULTRA」で、mood boostと呼ばれる限定パッケージに「STRONG RED」が用意されている。7月下旬から販売されているもので、コミック的なアートポスターを同梱している。手と手をガッチリと握り合った意匠だ。
スカルキャンディは、ストリートテイストあふれる、鮮やかなカラーの選択肢も魅力のひとつだ。米国ではIndy Evoにmood boostとして、オレンジ・ピンク・ブラックを組み合わせたWILDが追加されているが、Indy Fuelについても限定でもいいので、斬新なカラーの提供を期待したい面がある。カラバリ展開について、明確な回答は得られなかったが、記者の質問に対して、興味津々という面もあったので、何らかの展開があることを期待したい。