テレワークで人気のノイキャン完全ワイヤレス
3階のオーディオコーナーでは、担当の中沢佳奈さんにフルワイヤレスイヤホンの推しモデルを聞いてきました。
まずはランキング1位になったソニーの「WF-1000XM3」について。
中沢 「1000Xシリーズも3代目になり、ノイズキャンセリングのみを使用した際のホワイトノイズが大幅に軽減されました。ノイキャンコロナ禍により在宅勤務を余儀なくされた中で、家の中で集中して仕事がしたい、というお客様に大人気です。一方で、イコライザーの種類が豊富で、良い音で音楽を聴きたいというニーズにも応えてくれます。日本人の耳に合ったイヤーピースを付属しているのも日本メーカーのソニーならでは。老若男女、誰にでもフィットします」
2位のAppleの「AirPods Pro」もテレワーク需要でさらに売れ行きが伸びているとのこと。「ノイキャンの性能は随一で、アップル製品とペアリングした際のマイクの性能も高いです」。
3位に入ったNoble Audioの「FALCON」については、機能・性能とコストパフォーマンスのバランスの良さが人気の理由とのことです。
中沢 「水没にも耐えられるIPX7の高い防水性能と、イヤホン本体だけで連続再生10時間のバッテリー性能が高く評価されているのですが、特に、ランニングやフィットネスといったスポーツ時に利用されるお客様の購入率が高いモデルです」
高音質モデルはハウジングが大きいものが多い中、FALCONは比較的小さめで、さらに耳に入る部分が細く長い形状のため、激しいスポーツ時でも落ちにくいとのこと。
中沢 「女性の耳にもフィットしやすい。汗で汚れたら水で丸洗いできるし、在宅勤務でなまった体を鍛えるためにセルフトレーニングを始めた人に人気です」
ランキング外で中沢さんがオススメなのがJabraの「Elite 75t」。
中沢さん自身も使っていて、お気に入りだそうです。
中沢 「ターミナル駅に降り立っても音切れがない接続品質の高さが気に入っています。もともとコールセンターやビデオ会議用のヘッドセットを開発しているメーカーなのでマイクの品質が高く、また、マルチペアリング機能により2台同時に接続でき、パソコンでYouTubeを聴いている最中にスマホに電話がかかってきた時の切り替えがスムーズなため、テレワークニーズに人気です」
装着感も重要、音質も左右するので店頭では試着を
中沢さんにはイヤホン選びのコツも尋ねました、
中沢 「まずは店頭で装着感を試すことです。例えばヤマハのイヤホンは音質の良さでネットで大人気なのですが、実物はハウジングが大きめなので女性には合わない場合があります。これは、ネットでは分からないことです。自分の耳にぴったりフィットするモデルでないと良い音は作り出せません。イヤホン選びで最も重要なのは装着感です」
ビックカメラではセミセルフコーナーを設置しています。ここは、各社の人気ハイエンドモデルのモックアップが並んでおり、装着感だけを試せるコーナー。セミセルフなので店員の接客は基本的になく、気軽に試着できます。
中沢 「装着感を試してモデルを絞り込んだ後に、店員が常駐するカウンターで実際の音を聴き比べてください。店員がモデルごとの特徴をしっかりとご説明しますので、試聴だけでもお気軽にどうぞ」
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