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家電量販店スタッフに聞く、2020年夏の家電選びのコツ 第1回

この夏の推し家電は? ビックカメラ新宿西口店で聞いた!

2020年08月09日 09時00分更新

文● 近藤克己 編集●ASCII

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ビックカメラ新宿西口店

休日・平日の朝など、パンをどう楽しむかでトースター選びを変える

 第1弾はビックカメラ新宿西口店、JR新宿駅西口に直結した新宿西口ハルクの2-7階に入居する都市型大型店です。まずは、6階のキッチン家電コーナーで店員の堀川由美子さんにトースターの「推し家電」を説明してもらいました。

 ランキング1位のバルミューダはもはや説明不要な製品ですが、2位のアラジン「グラファイト&グリル トースター4枚焼き(AGT-G13A)および3位のアラジン「グラファイト トースター2枚焼き(CAT-GS13)」と併せて、自分の生活スタイルにあった選び方を説明してくれました。

堀川 「バルミューダはスチームの力で中はモチモチ、外側パリッと焼ける。惣菜パンやクロワッサンの温めメニューもあり、時間のある休日にゆっくりと美味しいパンを食べ、自分の時間を大切にしたい人にオススメです。アラジンはグラファイトヒーターで立ち上がりの速さが特徴。平日の朝、時間がないけど、毎日美味しいトーストが食べたい人にオススメ。さらにグリル料理で夜の食卓を華やかにしたい人には4枚焼きモデルをオススメしています」

高級トースターの代名詞であるバルミューダを説明する堀川さん。「休日の自分の時間を大切にしたい人にオススメです」

写真右が2位のアラジン「AGT-G13A」(4枚焼き)、左が3位のアラジン「CAT-GS13」(2枚焼き)。「AGT-G13A」のグレーはビックカメラ限定色

キッチン家電は生活も心も豊かにする

 堀川さんには続いて炊飯器も説明してもらいました。

 1位になったパナソニックのSR-VSX0/SR-CVSX0シリーズについては、「全国の美味しい銘柄米の炊き分け機能が優れており、どのお米で食べても美味しいです。お米が大好きで、銘柄米の食べ比べをしたい人にオススメしています。また、鮮度センシング機能が秀逸で、古くなって鮮度が落ちた乾燥米でも、炊き方を自動で調整してみずみずしく美味しいご飯に炊きあがります。この点も人気の理由です」。

 ランキング2位の象印マホービン「NW-LA10」も大人気とのこと。「内釜が南部鉄器から変わってどうなるかと思いましたが、毎日使うものなので軽いほうが良いと、主婦のお客様方から高い評価を得ています。新製品では底ヒーターが6つになってさらに大火力になり、内釜の中でお米が踊りまくってムラのない美味しいご飯が楽しめます」。

「パナソニックの炊飯器には220℃の高音スチームで旨味を閉じ込める仕組みもあり、これがあるのと無いのとで味が大きく変わります」と堀川さん

 ランキング外ですが、堀川さんとしては東芝の「RC-10ZWP」も推したいとのこと。「羽釜の熱伝導率の高さと蓄熱性、それを生かす大火力、さらに真空浸しでお米の中心まで水分が行き渡り、本当に美味しいご飯が炊けます。シャッキリ系が好きな人におすすめしたいモデルです」。

 このほか、ランキング対象外のジャンルで堀川さんの推し家電を聞いたところ、「ソーダストリーム」と即答。「家飲みが増える中、ハイボールやサワーなどを自作するニーズでソーダストリームの売り上げが伸びています。それ以外でも、ホームベーカリーなども人気です。キッチン家電はお家時間を豊かにしてくれます。ぜひ、ビックカメラに楽しいキッチン家電の数々を見に来てくださいね」。食が豊かになると心も豊かになります。コロナ禍で鬱々とした気分は、キッチン家電で作った美味しい食事を食べて晴らしましょう!

コロナ禍で売り上げが爆上がりしているソーダストリーム。みんな酒が好きなんですねえ

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